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19 ifyou…… ページ21

人間の私、喰種の()、大切なあの子__________









「あれ?なんでセンパイがそんな人と知り合いなんです〜?」




『ロマちゃんこそ、なんで知り合いじゃないって解るの?』





「うぅむ……」




ロマちゃんは考えているのだろう
その隙にでも逃げれればいいのだが……



しかし相手は喰種
限られて今みたばかりの建物の内装は、逃げる分には相性が悪い







「んーわかりません!と言うわけで教えてくださーい」





ビュンッツ






『嘉納に聞けば?』





ギリギリでかわした
間合いは約3メートル
気を抜けばいつの間にか手足がもぎ取られる距離だ







とそのときだった





「こっちに続け!一匹残らず駆逐しろ!」




「ちぇ……遊びはまた今度ですね☆」




恐らく白鳩だろう
ウタさん……私のこと本当に競る気だったりして
出来れば考えたくはないのだが




というか……またってことはロマちゃんと戦うことがあるのだろうか
やめてほしい
私はあくまで人間だ。嘉納の対喰種の拳銃なんて護身用程度……





赫子にずっと対応出来るわけでもないのに





本気でない戦い
だから遊びなのだろうか








ロマちゃんはもうそこにはいなかった
これからどうしよう……?





とにかく、誰にも見つからずに表に出たい……









怪我した腕を押さえて歩き出した





××





懐かしさのある匂い……忘れるはずがないAお姉ちゃん……?
でもどうして?





いや、そんなことよりまずは……





アオギリの護衛任務で来ていたヨツメ……いや笛口ヒナミは、目の前にいる危険人物に意識を集中させた






そう、元は喰種捜査官でありながら喰種に堕ちたオウル……
そしてずっと慕っていたお兄ちゃん




守らなきゃ、もう守られるだけは嫌だから
戦いたい……救いたい




きっとボロボロのお兄ちゃんを見たらAお姉ちゃんは泣いて悲しむだろう
人間でありながら無茶ばかりする





でもそんな行動力が羨ましかったのかもしれない








「ちゃんヒナは強いね〜★でもさァ!」







「っ……!!」






なんでこんなにボロボロになってまで戦うの?
そんな寂しそうな背中しているの?









お兄ちゃん‥‥‥‥!







あぁそうか…




お兄ちゃんはお兄ちゃんのままなんだね






「もういいよ」

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み~ - シャロンさん» ありがとうございます!がんばります! (2017年3月24日 17時) (レス) id: 14e27acfb8 (このIDを非表示/違反報告)
シャロン(プロフ) - 続きが気になる…!文も上手です!頑張ってください! (2017年3月22日 23時) (レス) id: f75a375db3 (このIDを非表示/違反報告)
み〜(プロフ) - 無花果さん» ありがとうございます!がんばります! (2017年3月2日 18時) (レス) id: 14e27acfb8 (このIDを非表示/違反報告)
無花果(プロフ) - めっちゃ面白いです!更新楽しみにしてます! (2017年3月2日 7時) (レス) id: ac1eeca686 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:み〜 | 作成日時:2017年2月25日 20時

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