14 ifyou…… ページ16
××
そしてとても満足した私
特製オムライスにミルクティーと珈琲
『ご馳走さまー』
「食べましたね」
私は近くにあった本を取った
「そういえば、Aさんはどんな本を読むんですか」
『高槻泉とカフカ。その他色々』
「へぇ。僕もよく読みます…ただ」
『ただ?』
「高槻泉の作品は凄く好きとは言えないんですよね
彼女の作品はいつも大切な人が死ぬから」
この時思った
彼は金木研であると同時に佐々木琲世という全く別人であると
高槻泉をこんな風に言うとは……驚いた
『まるで貴方みたいね』
「え?」
『大切な人が死ぬ__________』
「っ……やっぱりAさんと僕は……」
しかし、その先は言わなかった
『誰もが真実を見ることが出来るとは言えない、しかし真実であることはできる』
「っ__________!?」
『カフカの名言
だから私は嘘つくのやめる。勿論言いたくないことは言わないけど
佐々木さん、ううん……琲世、確かに私と貴方は知り合い』
誰もが真実を見ることが出来るとは限らない……でも真実にたどり着く人もいる
自分の目で確かめて
もし危ないときは……止めるから
「そう……なんですか。……よかった」
『え?』
「貴方と僕が知り合いで。嬉しいから」
その言葉に裏も表もない
『っもう……本当にずるい』
私も少し……頑張ってみるね
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み~ - シャロンさん» ありがとうございます!がんばります! (2017年3月24日 17時) (レス) id: 14e27acfb8 (このIDを非表示/違反報告)
シャロン(プロフ) - 続きが気になる…!文も上手です!頑張ってください! (2017年3月22日 23時) (レス) id: f75a375db3 (このIDを非表示/違反報告)
み〜(プロフ) - 無花果さん» ありがとうございます!がんばります! (2017年3月2日 18時) (レス) id: 14e27acfb8 (このIDを非表示/違反報告)
無花果(プロフ) - めっちゃ面白いです!更新楽しみにしてます! (2017年3月2日 7時) (レス) id: ac1eeca686 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:み〜 | 作成日時:2017年2月25日 20時