役割 ページ2
俺は神楽を抱えて、自分の部屋に神楽を寝かせる。
心の中で合掌しながら、神楽の服の下を確認すると、刃物の切り傷や、打ち傷がかなり多い。
この服はもう着れないな…。
下で蒸しタオルを作ってきて、神楽の体を丁寧に拭いてから治療をした。
30分くらい経って、神楽は目を覚ました。
起き抜けで申し訳なかったが、今わかっていることを話すと、神楽は顔を顰めた。
活撃「刀剣の誘拐が…こんな所にまで…」
「お前のところも来たか」
活撃「はい。
皆さん、私を逃がしてくれんですけど…その代わりみんな捕まって………私、なにもできなくて……」
「突然だったんだ、仕方ないだろ」
活撃「でも…私はここで引くつもりはありません。
仕方ないで済ませたくないんです。
彼らを必ず連れ戻します」
「同感。俺も協力する。
場所も首謀者もわかってる……今夜にでも乗り込むか?」
活撃「はい!」
こん「こんのすけもお手伝い致します!」
「そんじゃ、神楽とこんのすけで刀剣の治療と救急している間、俺は相手の気を引きつける。
上手くいけば、外と内から奇襲掛けられるしな」
活撃「ひ、1人で大丈夫ですか?」
「俺には剣があるし、最悪霊力でねじ伏せる」
こん「し、しかし、それはあまりやらない方が…」
「だから最悪の場合しか使わねーよ。
最後の切り札ってやつだ」
それならと、神楽とこんのすけは渋々頷いた。
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うわばみ(プロフ) - せんらさん» 勿体ないお言葉ありがとうございます! (2019年9月8日 0時) (レス) id: 1627c77424 (このIDを非表示/違反報告)
せんら(プロフ) - すごくおもしろかったです!薬研と夢主があったシーン、すごく感動でした。これからも応援してます!! (2019年9月7日 18時) (レス) id: 1e2db71dc0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:うわばみ | 作成日時:2019年8月16日 23時