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これは部活が終わったあとの帰りの話。
「やっぱ瑞月は鈍ってなかったかー!」
「まぁ、あいつはtheバレー馬鹿出しなぁ。
喋んないけど。」
「まぁ、フランスでも筋トレとか走り込みとか、やってたんじゃない?
喋んないけど。」
と、山本、黒尾さん、夜久さんが順々とはなす。
【喋んないけど。が余計なんですけど。】
と、言うとみんなが「だってホントのことじゃん」と、言いたげな顔で見てきた。
【別に、喋らなくてもコミュニケーション取れてるからいいじゃないですか。】
「お前の場合は、ため息つかないし、リアクションの声もないし、息切れだってしないだろ!
なんか、心配になるよ。」
と。黒尾さんは言った。
心配されてるのかな?そこまで心配するようなことではないんだけど。
【俺はみんながそこまで心配するほど体悪くないし。ちゃんと息してるし。
声はね。ちょっと(ここでは)出せないから。】
と、言うと。みんなわかったというように頷く。
「まぁ、俺は瑞月の声は普通に聞きたいけどな!」
「やめろよ、瑞月が嫌がるだろ」
【夜久さん、オカンかよ!】
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しん(プロフ) - 黒龍さん» コメントもご指摘もありがとうございます!直しますね! 更新遅めですがお待ちください! (2017年8月24日 11時) (レス) id: 9e835b5eea (このIDを非表示/違反報告)
黒龍 - #8だけ、夢主君の一人称が 私 になっています。更新頑張ってください。 (2017年8月24日 11時) (レス) id: 5be32368dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しん | 作成日時:2017年4月25日 21時