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その場がシンッとする
「Aちゃん・・・」
と谷地さんの小さな声が聞こえる
確かこの人、怒ったら怖いっていう・・
「やる気が無いなら学校を辞めるんだな」
”鷲匠鍛治”だ
先生はそういうとスタスタと僕から離れる
「あの、僕ほうきを持ってません」
立ち上がり言う
周りがざわっとする
「というかそもそも
ほうきに乗ったことがありません」
すると周りからは
”嘘でしょ？”
”魔法使えないのかな・・”
”いやだったらココにいねぇだろ”
とヒソヒソ話す声が聞こえる
先生はというと
ずっと立ち止まっている
「・・・別にやる気が無いわけじゃないです」
言った直後、
肩をぐっと右へ引き寄せられた
「まぁまぁ！
俺のほうきをかすよ」
「え」
ニコニコとした男が僕の顔を見
「ね？」
と言った
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作者名：ミミズ�� | 作成日時：2018年4月18日 19時
