【薄桜鬼】鬼桜水鈴【短編集】 (ページ3)

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慰め…平助→千鶴ページ3

千「だって…私は…」

それでもなお続けようとする千鶴に平助は

平「あー！もう！千鶴はしらねぇかもしれねぇけどお前を迷惑だなんて思ってる奴はいねぇよ。確かに最初は皆警戒してたかもしれねぇ。けど、皆お前の文句一つ言わねぇ健気な姿を見てもうとっくに受け入れてんだよ。」

千「…え、嘘…」

千鶴は今まで抱きついていた平助から離れ平助の目を見て呟いた

平「嘘じゃねぇよ。だからそんなに落ち込むなよ。千鶴が暗いと俺たちまで暗くなるだろーが。」

平助は言いながらはにかんで千鶴の頭を優しく撫でた千鶴は平助の言葉を聞いて元気が出たようで

千「平助君…ありがとう…！平助君のお陰で少し元気出たよ((ﾆｺｯ」

平助は千鶴の不意打ちの笑顔に照れていた

平「////お、おう。千鶴に元気が戻って良かったよ。いきなりは無理だろうけどよ、これからは少しでも俺達を頼ってくれよな。」

千「うん！ありがとう！」

平「俺もなるべく千鶴が無理をしないように見守ってるからよ。まぁ、俺は鈍いから左之さんや土方さんみたいにすぐには気づけねぇかもしれねぇけどな。」

平助は左之さんと土方さんと自分を比べたようで自称気味に笑った

千「そんなこと無いよ！平助君は平助君だよ！土方さんや原田さんと比べちゃ駄目！私は平助君なりにそうやって心配してくれる優しい気遣いがとっても好きなんだよ！」

平助は千鶴の言葉が素直に嬉しかった

平「////あ、ありがとな、千鶴。なんか最後は俺が励まされたな。」

千「今日はありがとう。相談に乗ってくれて。平助君と二人きりになれることあんまり無かったからこうして話せて嬉しかったよ。」

平助の方も正直は千鶴と二人きりで話せていなかったので千鶴と話せてとても嬉しく思っていた

平「うん。俺も千鶴と二人きりで話せて嬉しかった。」

千「そっか。あっ！ごめん！平助君巡察帰りなんだよね!?疲れてるでしょ!?話を聞いてもらっといてなんだけど休んだ方が良いよ！」

千鶴は平助の格好を見て巡察帰りだという事を思い出した

平「ほんと、千鶴は心配性だなぁ。俺は大丈夫だよ！俺よりも千鶴の方が家事仕事したりして疲れてんだろ。」

千「わ、私は大丈夫だよ！そ、それに、平助君に倒れられたら困るし…////」

平「はぁ。今頼ってくれって言ったばっかりだよなぁ？まぁ、////心配してくれてありがとな。じゃあ、風も冷たくなってきたしそろそろもどろ？部屋まで送ってくよ。」