小指でかわす約束

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涼「じゃあ、来週の水曜日に顔合わせだからね。忘れないでよー」




涼子さんにユウユウと言われてもう当日




ここの会社は涼子さんの方針でお客さんと担当者の相性がいいか悪いかを見るために

顔合わせなるものがある。




ぶっちゃけ言うと、そこでボツになるお客さんもいるしそこでクビになってしまう担当者もいる。





何をやったらそうなるんだって話だけどね、、






涼「そろそろ川村様がくるからお出迎えに行っておいでー」




「はーい、」




私の気も知らないで、、




涼「Aなら大丈夫だから！

自信もっていきな！」





大口の取引先のお客様にはVIP専用のお部屋に案内をするんだけど




ほんとにここはクラブかよって思うほどのVIP専用部屋で



一般ピーポーの私が1番緊張してソワソワしちゃう。笑









おかしいな、、




そろそろ来てもおかしくない時間なんだけど、、







ﾌﾟｯﾌﾟｰ




誰だー？


こんな所でクラクション鳴らすやつは


周りの迷惑を考えなよ、、






ﾌﾟｯﾌﾟｰ



もう！誰よ！



バッと振り返るとそこには



真っ赤なランボルギーニ




さっきのクラクションは私に向けてなのか、、






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