小指でかわす約束

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小さい時から施設で育った私




施設で育つと言うことは親の顔を知らない子や虐待された子がほとんど




まだ小さい子達は里親として連れられていく子が多いけど私は全ての大人を拒否した




なんでかは分からないけど





ここにいなきゃという思いになってしまっていた




壱「僕も小さい時は施設にいた事を涼子さんも知ってたんかな？
だから涼子さんは僕らを会わせたかったのかもしれへんな」笑









ふーん。









え。だから涼子さんは




いい関係が築いてるなんて言い方したのか、、






壱「そいでその事を知って俺のお世話してくれるん？」





んー。




どうしよう。




「どのみち涼子さんからお願いされたのでやりますけど、、、


その専属というのは辞めませんか？」





そもそも私の問題は専属っていうところ




壱「いや。それは俺が涼子さんに言ったんやけど

俺の会社は日本全国にあって海外にも支社があるからそこにもついてきてもらうために専属の子が欲しいって言ったわけ」






いや。それって秘書とかがやればいいんじゃ、、




「そういうのは部下にやらせれば、、、」







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