#36 思われニキビ ページ7
ある日の夜23時。
慎「お前ここどうしてん」
『あ、ちょっと〜、触んないでよ〜、、痛いんだから!』
私の前に座っている彼はプロ野球選手兼私の彼氏である石川慎吾。
手を伸ばして私の顎にできたニキビを触ると痛がる私を見てニヤニヤしている。
そんな慎吾が私に一言言った。
慎「思われニキビやん」
『思われニキビ?』
慎「顎にできたニキビは思われニキビって言われるの知らん?」
『へー、知らなかった。じゃあ私誰かに思われてるのか〜笑』
慎「俺やろ。てか俺以外に思われとるとか嫌やし」
『ちょ、ちょ、どうしたの!!』
慎「なにが?」
『だっていっつもそういうの言ってくれない!』
そう、慎吾は日頃あまり好きって言葉も言わないし、嫉妬なんか表に出さない。
実は嫉妬してるって亀井さんが言ってたけど。
慎「俺以外の男がAのこと好きとか嫌やし、Aが俺以外の男好きになっても嫌」
『ふふ、なる訳ないじゃん。私には慎吾だけだよ』
慎「あー、、もう俺寝る」
少し顔を赤くして寝室に向かう慎吾。
『待ってよ、私も寝る〜』
慎「ちゃんと着替えてきて」
『このままじゃだめ?』
慎「だめ」
顎のニキビもたまにはいいかも。
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作者名:みぃこ | 作成日時:2019年3月17日 0時