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#6 お出迎え ページ1

勇人side




勇「うあーーー、疲れた」




キャンプが終わって家に帰るまでの車内で1人呟く。

車を止めて玄関の前まで来て思いついたのはこれ。





ピンポーン





『はーい!』






あー、もう声だけでかわええ。

俺ほんまAのこと好きすぎやな笑





ガチャ






『はい!…って勇人さん!?』

勇「ただいま」

『おかえりなさい、けどピンポンしないでも鍵持ってますよね?笑』

勇「疲れてるときはかわいい彼女のお出迎えがほしいもんやねん」

『そんなのピンポンしなくてもお出迎えくらい毎日しますよ?』







ほら、こんなん言うて。

かわいすぎんねん、抱きしめたくなるやん?笑







『わっ、急に抱きつかないでください!笑』







って言いながらも背中に手回してくれて、ほんまずるいわあ笑







『勇人さん、キャンプおつかれさまです』

勇「おん、ありがとうな」

『勇人さんいないのちょっと寂しかったです』

勇「かわいいこと言うやん笑」

『やっぱり勇人さん落ち着くなあ、』

勇「そうなん?」





って聞くと






『あったかいし、落ち着く匂いがします』

勇「匂いとか変態やん笑」

『わ、そんなこと言うんですか、もう勇人さん嫌です』






とか言いながらリビングに向かって歩いていくAを引き寄せて






勇「これからも毎日お出迎えよろしくな?」






って言うと








『もちろんです』








の一言だけ返ってきた。





俺がおっさんになってもお出迎えしてくれるのはAがええな

とか思ったのはAには秘密。

#30 お酒の力→



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作者名:みぃこ | 作成日時:2019年3月17日 0時

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