INIの最強マンネ (ページ35)

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地元3 ページ35

そんなこんなで公演も終わりに近づいていて、最後に1人ずつ挨拶をする。

毎度恒例私は大トリで。

『皆さん今日は大切な時間を私たちに使ってくれてありがとうございます！今日は楽しかったですか？』

「「「いぇーい！」」」

『INIのみんなも楽しかったですか！』

迅理「「いぇーーーーーーー！！！！！！」」

『迅ちゃんとりーくんの声バカでかくてほか聞こえないから笑』

理「ごめんごめん笑」

『えー、きっとこの中にもお仕事、学校、家事に育児、沢山のこと頑張ってる人いると思います。
毎日頑張ってて偉い！周りに認められないこととかあるかもしれないし、毎日元気でいられないことだって当たり前です。
ただ、私はみんなのこと絶対否定しないから。
綺麗事に聞こえるかもしれないけど、世界中敵になっても私はMINIの皆さんとINIメンバーの味方です。
だからまた次会うとき皆さんのそのキラキラして素敵な笑顔見せてください！
そして今回は来られなかったMINIの皆さんからの愛も伝わってますので、周りにもし来れてないMINIの方がいたら"いつも愛してます"と伝えてください！
今日はほんとにありがとうございました！」

私の挨拶が終わると最後の曲、花が流れる。

ここまで来るのに辛いこともあったけど、こうして成長した姿で地元に帰ってこられたこと、MiNIの皆さんのキラキラした瞳を見ると少しだけ目が潤んだ。

アンコールが終わって裏に戻ると一目散に私の元に来るのはこの人。

『なーに柾哉くん笑』

柾「最後泣きそうだったでしょ笑」

『なんか色々思い出して笑』

柾「ひとりじゃないよ。11人もめちゃくちゃ強い味方いるんだから」

西「そうだぞーー」

なんて通りすがりの洸人くんが私の頭を撫でて行く。

『…みんなが居たら私無敵かも』

柾「そう、俺らはAがいれば無敵だし？」

MINIが帰る姿を見てニコニコしているみんなの元へ急ぐ。

『みんなだいすきー！！！！』