病院 ページ20
ｶﾞﾗｯ
A「おはよー」
母「ん、おはよ…！(ｺﾞﾎｺﾞﾎ」
A「体調どう？」
母「…大丈夫やで… (ｺﾞﾎｺﾞﾎ」
A「ｺﾞﾎｺﾞﾎしてるやん
ほんまに大丈夫？ ｽﾘｽﾘ」背中をさする
母「ありがとう…！(ｺﾞﾎｺﾞﾎ」
A「いいのいいの！」
母「A… 泣 (ｺﾞﾎｺﾞﾎ」
A「え？！なんで泣いてんの？！
しんどい？先生呼ぼか？」
母「ちゃうちゃうw (ｺﾞﾎｺﾞﾎ
Aにこんなんしてもらえると
おもわんかった (ｺﾞﾎｺﾞﾎ」
そうゆって
昔のような笑顔で見てくる母は
やせ細っていて
守ってあげたいと思った
うちがあの時東京出てなかったら
母の体調も違ったかな？
全部うちのせいや
A「だって、子供やもん！ ﾆｺｯ」
いまは
泣かれへん
自分が強くないと母を守られへん
母「なぁ、A (ｺﾞﾎｺﾞﾎ」
A「ん？ ｽﾘｽﾘ」
母「大好きやで (ｺﾞﾎｺﾞﾎ」
ばか
そんなん言われたら泣いてまう
母の愛を何十年ぶりに感じた
ずっと感じたかった
A「うちもやで」
母「あははw (ｺﾞﾎｺﾞﾎ」
A「なんやねんなこれ笑」
親子っていいな
血がつながってる人がおるっていいな
こんなに楽しいんや
親子の会話って
母「Zzz...」
月日って怖いなぁ
寝てる母の姿を見て
何故か心が痛くなった
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作者名：どーもと！ | 作成日時：2018年1月13日 19時
