【あたしンち】おれンちユズは転校生に恋をする (ページ14)

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14. おまけ共ページ14

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『ユズくんジャージありがとう。急に借りちゃってごめんね？』

｢いや、気にしないで。(寧ろうちのねぇちゃん達と違って言えば着てくれる分有難い)。というか…
ナマエって忘れ物とかするタイプ？｣

ジャージを上下一式貸すのは問題ないが
もしナマエが持ってくるのを忘れてみろ…あの格好でずっとダンスのペア組むんだそ？絶対無理だっ。
その場合、確実に俺が毎回持ってきた方が安全じゃないか。

というのがユズの考えである。のだが、

『ユズくん、私が忘れっぽいのどうしてしってるの？エスパー？！』

｢やっぱり｣

『？』

｢ナマエ。あしたから体育の日は俺がジャージ持って来るから。当日はナマエが着て。｣

『？わかった！』

本当にわかっているのだろうか、すごく不安である

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＊おまけ

『私のことが知りたい？何が知りたいの？川島さん』

｢全部！どんな化粧品使ってるのかとか、どんなシャンプー使ってるのかとか！｣

お願い！と頼んできたのは同じクラスの川島さん。
頭の両サイドにお団子がついている可愛い女子生徒さんだ。いやでも、う～ん。

『ごめんね川島さん。私化粧はまだ使ったことなくて…シャンプーもお母さんが使ってるやつを使ってるだけだからちょっとよく分からないや…。

あ！でもボディークリームは最近使ってるよ！』

｢えぇ！それってどんなやつ？！｣

『えっと…みかんちゃんが教えてくれた…何だっけ…ユズく～ん！！ちょっといいかな？』
｢ん？なに｣

｢(あ、ユズピっ…)｣

『みかんちゃんが使ってるボディークリームの種類覚えてる？この前一緒に買いに行ったやつ！』

｢しらね～。なんか柚の匂いがするやつだろ？
ねぇちゃんのはオレンジだったと思うけど｣

｢ユズピの匂いがするボディークリーム！！！｣
｢川島やめなってそろそろやばいよあんた！｣