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41.その後 に ページ43




とりあえず3人で席に座る。見知ったオカマ3人の姿が奥に見えた。多分忙しんだろう。ちなみに目の前にいるオカマさんは、ライチさん、フラワーさんらしい

ひろし コソッ「おいA!お前なんでここに!」
『今度からここでサタケと一緒にボーイすんだよ。
だからここには職場体験だよ。』

ライチ「お兄さんはタバコ吸う人?灰皿いる?」
フラワー「私、野原係長みたいなくたびれた中年男性タイプよ〜♡。もちろん川口さんもね♡」

ひろし/川口 「は、…ははは」
『ありがとうライチさん。もらうよ』

ひろし「に、しても…意外と繁盛してるんだな…」

フラワー「えぇ!でも、その分変な客もいるんだけどね笑 まぁ私達だって男だし負けっこないんだけど」

『酔っ払って暴れる奴がいるのは何処も一緒だな』
ライチ「えぇ、そうなのよ。」


《ガッチャーーン》

その時グラスの割れる音が聞こえ、目を向けると見慣れた緑がみえた。Aはスクッと立ち上がりそこへ向かう。どうやら客の1人が暴れているようで楽しく飲む場には似つかわしくない言葉が繰り出される。迷惑な奴だ。絡まれている同僚をラベンダー達が仲裁に入っているのが見えた


客 「だーかーらっ女だせってんだろぇが!このオカマ共が!男の癖にスカートなんかはきやがって!」




ラベンダー「あんたちょっと酔いすぎよ!」
客「あんだどぉぉ!お前も男の癖にきもちわ『おいコラおっさん』 …ぁぁ゛?!なんだてめぇもぐふぅ?!?」
『ごめんねお姉さん達。このおっさんなんか酒が足りないみたいだわ。ドンペリもらえる?』



口から出るはずだった言葉は、Aに目の前にあった氷が突っ込まれたことで出ることは無かった。

ラベンダー 「A!?…あんた何でここに…」

『やぁ、美人のおねえさん。ごめんねこの人が失礼な事いって。実は俺の知り合いなんだよ。名前は……、え〜…えっと。 田村 さん』

胸ポケットから財布と名刺を抜き名前を確認したあと、財布からクレジットカードを出しラベンダーに渡し、にこっと微笑んだ。

『ドンペリおかわり貰える?美人なおねぇさん。
あと、騒がせたお詫びに今いる人達のお代も彼が持つよ。もちろん、全額ね?』

客「てめぇ!勝手なこt『いやぁー!さすがは○○会社部長の田村さんだわぁー!笑顔誠実さ謙虚が評判の会社なんだよぁ〜……コソッ てめぇの素業全部バラすぞ』

「ひっっ……」
ローズ「やったぁー!皆今日は楽しんでねー♡」

『はいドンペリ追加ー』

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作者名:たまき | 作成日時:2021年3月13日 16時

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