男前彼女とオカマと暗黒のタマ (ページ5)

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04 お宅訪問ページ5

Aと別れたラベンダーはローズことおにいたまと合流しまた玉を拾った子供を探し始めた。

｢あらん？ラベンダー貴方そのふくどうしたのぉ？｣

｢さっき、助けてくれた子がくれたのよ…｣

先程の出来事を思い出し思わず耳が赤くなったラベンダーにローズがまぁ！って目を輝かせた
｢貴方もついに恋を知ったのね！私も嬉しいわぁ♡｣
｢こ、恋って訳じゃ！ちょっとローズおにいたまっ！｣

パーカーからふわっと香った柔軟剤の匂い
Aっていってたわね…あの子…。
また、会えるといいんだけど…今はそれどころじゃないもの…気を引き締めなきゃ！

｢あ！あのベビーカーの子！河原であった子に似てるわ！！…………う～ん。顔の感じは似てるんだけど｣

｢流石に小さすぎるわ…ﾁｯ｣

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夜

Aside

布団にくるまって寝ているとドタドタ走る音がして
バタンっと部屋の扉が開かれた！

みさえ｢A！！今すぐ出かける準備して！！｣
『……………ぇ？』

とりあえずウエストポーチに財布と携帯免許証にタバコライターを突っ込む。OKか？
あとジャケットと帽子パーカーを引っつかんだ。
今の格好は寝巻きのキャミソールにズボンだからおかしくは無いだろ。下で着よう。と急ぎめに階段を降りていく。怒られるのは御免だ

リビングに行くと皆集まっていた。
『あ、ごめん、待った？』

｢ちょっとA！なんなのその格好は！？年頃の娘が！！早く服来なさい！！！｣

『早く準備しろって言ったのはねぇさんだろ…』
結局怒られたし。ていうかなんで起こされたん

｢ねぇあんた、Aじゃないの？｣
視線を向けるとバイト終わりにあったお兄さんがいた。あ、パーカー着てる。なんか嬉しい。
すかさずお兄さんの方へ行き感動の再会にお兄さんの両手を取り胸の前で握りしめた。

『あっはい自分はAです。お兄さんも無事そうで良かったです。あの後は大丈夫でしたか？』

｢え、えぇ｣

『なら良かった。パーカーもまだ来てくれてるみたいだし。』

にっこり。と女性が見れが黄色い悲鳴をあげそうな綺麗な笑顔で笑いかけられラベンダーがは…と思わず見とれる。