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30.対決 ページ32




胸に飛び込んできたしんのすけを受け止めたA
「あぁ〜〜!オラここで死にたいい」
『5歳児の教育どうなってんだ野原家…』

Aの溢れんばかりの胸に顔を埋め、至福の時間に変な声すらだし始めたしんのすけを見下ろした。
5歳児じゃ無きゃ犯罪じゃねぇ?コレ、いや5歳児でも犯罪じゃねぇのか?


「はぁーい♡ボク♡そ・こ・ま・で♡」
「ああ゛ーー!!オラのオアシスがぁ!」

ベリッッと音がなりそうな勢いでラベンダーにひっぺがされたしんのすけだったが、今度は「父ちゃんー!!」とひろしに抱きついた。

『今度落ちたら助けねぇぞにいさん』



*よねが下に落ちる前に到着したら。設定です



「おい、あいつはどこだ?」

「えっ!?下は……?」

『大丈夫。ちゃんと整理整頓しといたぜ』



前を向くとヘクソンという男が埴輪を持ちこちらを見ていた。

ローズ「私がいくわ…」
レモン「頑張って!おにいたま!」


そしてローズが発した言葉に一同肩の力が抜ける
ローズ「実は、あんたみたいな男…タイプなの…」

『はっ……』 「「「「「はぁっ?!」」」」」


ヘクソン 「実は…俺もだ…」
『ひっ…』「「「「「えぇ゛!?」」」」」


ローズ「ほ、ほんとぅ…?」「嘘だ」
『「「「「「………」」」」」』


まさかの、カップル成立かと思いきや急な裏切りに一同唖然とする。1度は目をキラキラさせてときめいていたローズの目が、怒りと憎しみに変わる


「っっ!!オカマの、純情を、弄びやがって…
ゆるさねぇ゛ーーー!!!!!」

おらおらおらおらおらぁぁ!!!?!

『「!?」』 「「「「「「!?」」」」」「」

怒りに感情を任せたローズが手当たり次第に辺りのものを放り投げまくり、ついには東松山とAが立っていた下の板までも投げ飛ばす
「『うわぁあわぁ゛ー!?』」
ひろし/みさえ/ラベンダー「A!!」


ガァンと音を立て 運よく下にあった2本のパイプに捕まり命拾いした東松山とA。

『しっ死ぬ…殺されてしまう…今度は女神と通じあった罪で処罰されるんだ私…』
東松山「何言ってんの!はやく登るよ!」



ローズの怒りが粗方治まり、次はサカキがヘクソンと対決するべく前へ踏み出した。

東松山「よしっもうちょっ<バンッ>


ひろし「今ふんだよな」
みさえ「踏んだわね…」

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作者名:たまき | 作成日時:2021年3月13日 16時

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