13.健康ランド2 ページ14
ローズ「Aちゃんの下着はしんちゃんの趣味なの？」 「ふふんっいいっしょ？」
ひろし「黒のスケスケフリフリブラジャーとおパンツに、ガーターベルト……末恐ろしい5歳児だぜ…」
バンッと水面を叩きしんのすけの力説は続く
「Aちゃんは興味がなさすぎるんだゾ！ いっっつも男物ばっかり!!オラ ミニスカート履いてるAちゃんが見たいゾーー！！」
ローズ
「確かに。彼女すごいイケメンだから全く違和感ないけど、女の子なのよねぇ〜。ねぇラベンダー？」
「…別にいいんじゃないの？」
ローズ「ラベンダーはどんな格好のAちゃんでも構わないものね〜？」
一目惚れなんて憧れよね！あたしもしてみたいわァ！とローズのでかい声が浴場に響き ラベンダーがギョッと目を見開く
「えぇ！オカマさんAちゃんの事好きなの!?」
「ほお〜そりゃまた。」
「ちょっっちょっと！！ローズおにいたま！！？」
「いいじゃないの。本当の事なんでしょ？」
ザバァッ
勢いよく立ち上がりローズを責めるが否定はしないラベンダーをみてひろしとしんのすけはふむふむと頷く
「だいたいおにいたまはいつも…！
「あら？それはラベンダーが…」
「もういい加減上がるわよ。おにいたま達」
宴会場
ｻﾞﾜｻﾜ
ひろし「よっおまたせ！」
みさえ「遅いじゃない！待ちくたびれちゃったわよ」
若干逆上せ気味のラベンダー達 ひろし しんのすけが宴会場に入っていくと みさえ ひまわりがそれを迎えた。Aは男湯組を待ちくたびれ 先程喫煙所へ行ったらしい。すぐ戻ってくるだろう、と先に飲み物を注文する。
ゴクゴクゴクゴクッッ
「あ゛〜〜〜〜きくぅ〜！！！！」「ごっほん！」
風呂上がりはやっぱりコレだなぁ！！と夢中でビールを煽るひろしに みさえの咳払いに 我に返るひろし
「あっ、いや…いやぁー！A遅くないかー!?」
なんだそのわざとらしい話し方。と白い目を向けた一同だったが、たしかに。と頷く宴会場に来てからもう20分近く経つ。
ひろし「みさえ ちょっと連絡してくれよ」
みさえ 「携帯 ロッカーの中なの」
えぇ゛〜参ったなぁ。と頭をかいたひろしだったがラベンダーの方を見て ニヤッと含みのある顔をした
「ちょっとアンタAを見てきてくれないか？」
「そうよラベンダー！Aちゃん迎えに行ってきなさいよ！」
「ちょっと！茶化さないでってば！」
釈然としない様子だが結局Aを喫煙所に迎えに行ったのだった
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作者名：たまき | 作成日時：2021年3月13日 16時
