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｢じゃあ、おつかれさまでした｣
ケーキ屋のバイトが終わりヘルメットを被ってバイクに跨る。余ったケーキをいくつか貰ったから帰って早く渡してやろう。しんのすけ喜ぶだろうな。
ﾌｯと小さく笑ってお世話になっている野原家に帰る
ガチャ 『ただいま』
｢うっほほ〜い！！ただいマンゴー！Aちゃん！｣
『おかえりだろ。笑 しんのすけ。おかえりンゴ〜』
はい土産、としんのすけに貰ったからケーキを渡してやるとうっほほーい！！とリビングに消えていった。相変わらず 変わり身はぇえ…
｢おかえりA ！夕飯できてるわよ｣
『ありがとう ねぇさん』
ありがたく姉さんが用意してくれた遅めの夕飯をいただく。ほかの皆はもう食べ終わっているので隣に座ってニュースを見ていた。
｢タマタマが取れた後だゾ！きっと！｣
｢ハハッそうかもな！｣
｢やだもぅ笑｣
｢ねぇねぇ父ちゃん！Aちゃんはあんなにイケメンなのにタマタマがついてないってことは、
Aちゃんは本当は男であの埴輪みたいにタマタマをとられて今の状態なんじゃ…｣
｢ﾊｯ…そうだったのか…。おかしいと思ってたんだ…。Aの隣を歩いていたのに、綺麗なおねえさんが道案内を頼むのが何故俺じゃなくAなんだと思っていたんだ!!!!!!｣
『おい、聞こえてるぞ男共。』
ちなみににいさんは殴られてた。ざまぁ
｢でもしんちゃん達が言うことも一理あるわよA。あんたは女の子なんだからもっと女の子らしい格好しなさい！そんなんじゃ彼氏できないわよ！｣
そう言い放ったねぇさんの声に頭にたんこぶ付けた にいさん しんのすけの順で声が重なる。復活はぇえ
｢そうだそうだ！！みさえに似ずに成長したせっかくのFカップが泣くぞー！｣
｢せっかくみさえに似ずにボンッキュッボンがもったいないぞもっと磨けー！Fカップが泣いてるぞー！ ｣
｢だぁぁれに似ずにだって〜〜！？？？｣
グリグリグリグリグリグリｯｯｯｯ
｢｢ぎゃぁあぁあぁぁぁぁー！！！｣｣
『彼氏ねぇ…。恋愛対象は男なんだけど、女々しい奴は御免だし、告白されるのは女の子ばっかりだし…』
思わず ポリポリと頬をかいて苦笑する
｢確かにあんたって昔から女の子にモテるのよね…｣
『あはは…綺麗系で性格は男前とかがいいな笑』
｢モテるのも考えものですな！モテなくても良かったね！父ちゃん｣ ｢うるせぇよ！！｣涙
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作者名：たまき | 作成日時：2021年3月13日 16時
