第5章〜ロゼ〜 ‖030‖ ページ32
降谷さんと別れて、シフトが入ってる時は毎回ポアロに来て欲しいと言われた。
実際のところ私は暇なのでいいのだが
次の日
カランカラン…
早速ポアロにきた
コナンくんがいた
工藤新一…。
最近テレビで見なくなった彼が
小さくなってコナンくんになった
という疑惑が私の中である
この前暇な時に調べていた。
だってあの子、頭キレッキレすぎるし…
似てない?
確証はないけどね…
本人に直接聞いた方がいいのかな?
とりあえず、今日はポアロでレポートを書いて帰るつもりだ。
また、次でいっか。
ポアロから帰る最中
「ロゼ」
急に呼ばれた。あの名で。
とにかく無視して歩き続ける
きっと幻聴だ。疲れてるんだ。
「Hello…rosé♡」
耳元で甘い声で囁かれ、距離をとる
聞き覚えのある感覚と、思い出した記憶。
『ベルモット…だったかしら』
そう、彼女はベルモット
私の素顔を知ってるのはベルモットだけだ
「生きてたのね、ロゼ。会いたかったわ」
『生憎、今の今まで覚えていなかったわ。』
「そんなことはどうでもいいのよ。とりあえず、また連絡するわ」
と言って、連絡先を交換して足早にその場を立ち去った。
頭が痛い
走馬灯とかそんな風に思い出すのかと思いきや、パッと頭に浮かんできた今までの記憶。
…そして、私の過去。
思い出したくなかった。私の…
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ザックの嫁 - 殺天ファンに会えて嬉しいです! (2019年12月15日 14時) (レス) id: 23809db5c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:たっすん | 作成日時:2018年6月23日 14時