いつも手を焼くクラスメート ページ44
愛紗「いやそんな部活ないから。
あのさ、茶道部から和紙いくつか分けて貰ったはずなんだけど、どこ?」
『あー、和紙……』
なんだ、その『そんなんあったっけ』感は。
もしかして……
『あぁ、和紙ねぇ。どこやったっけ……』
忘れてんじゃん!!
ガッツリ忘れてんじゃん!!
何やってんだよ茶道部!!
愛紗「作業で使うから欲しいんだけど」
『今すぐ?』
愛紗「今すぐじゃないけど、後から『無かった』とか言って騒ぎたくないから」
『えー、せやったら珠ノ屋さん行ってきて? 部室の鍵、あるから』
愛紗「は?」
「え?」
いやそこ自分で行くもんじゃねぇの?
なんで自分で行こうとしない?
おかしくね?
『私達、今お使い行ってきたばかりだからちょっと疲れちゃって……』
『ええやろ? すぐなんやし』
永崎「いいじゃない、行ってあげたら?」
愛紗「いやアンタに口出しされる筋合いないから」
アズもアズでワガママだけど、この人らも大概だな。
っとに、アホじゃねぇの。
「アズ、いんじゃね。行かなくて」
愛紗「や、でもさー……」
「持ってきてるはずの物がなくて、なおかつ行きたくないから行ってこいって扱い酷すぎんだろ。
アズが行く要素、どこにあんの?」
愛紗「や、まぁそうだけどさぁ……」
「つーわけで忘れねーうちにさっさと行ったら? あんたらの記憶力がどれほどのもんか知らねーけど、昨日言われたこと次の日に忘れるくらいなんだからちゃっちゃとやれば?」
『なんやアンタ。口出しせんといてくれる?』
「アンタが一番口出しする立場じゃねーだろ
アズ、アタシ戻る」
愛紗「あ、はーい」
かぁーー………ったく。
どうしてああなのかね、うちの女子連中ってのは。
利己主義恥じないってか。
村上「おう想麻!! またここ頼むわ!!」
「頼むからいい加減釘打ち覚えろよ!!」
村上「スマンスマン、また斜めから入ってもうてん」
「最悪、ダンボールで補強すっから。そこにカッターあるから切ってこい」
村上「おぉ」
「あと波に沿って切るかそうじゃねぇかで刃先変えろよ」
村上「刃先……?
あっ、これか!!」
「ノコギリと同じ原理なんだよ。刃先が粗い方と細かい方で使い分けろ」
村上「ほぉー、よう知っとんなぁ」
「城島センセーから教えてもらった」
あの人、普段ボヤーってしてるくせに変に知識豊富なんだよな。
持っただけでダンボールの種類分かるし、野菜の目利きできるし、何でも作るし。
教師って実は副業なんじゃねぇの?
隣のクラスからの助っ人(仮)→←同級生のフォローってこんな大変だっけ
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おーくらとオクラ(プロフ) - 朱雀さん» ありがとうございます！！どんなに先でも構いません！待ってます！ (2018年8月6日 23時) (
レス) id: b56be77bbb (このIDを非表示/違反報告)
朱雀(プロフ) - おーくらとオクラさん» 承知しました！書くのは先になると思いますが、書かせていただきます！ (2018年8月6日 0時) (レス) id: cb7433c6bb (このIDを非表示/違反報告)
おーくらとオクラ(プロフ) - 朱雀さん、リクエストいいですか？すばるラストのいきなりドッジのときにやっていた、エイトの猫のシーンが見たいです！大倉猫、可愛くて…/// あの続きも見たいです！ トガキでもやっていた、大倉猫も見たいです！ (2018年8月1日 20時) (レス) id: b56be77bbb (このIDを非表示/違反報告)
朱雀(プロフ) - おーくらとオクラさん» 人って暑くなると思考回路が鈍くなるらしいです(笑) (2018年7月25日 23時) (レス) id: cb7433c6bb (このIDを非表示/違反報告)
おーくらとオクラ(プロフ) - 丸山チャッキー…笑 クロニクルのやつだ笑 丸、やばい…笑 (2018年7月25日 23時) (レス) id: b56be77bbb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朱雀 | 作者ホームページ：
作成日時：2018年4月22日 21時
