＊ ページ7
「もぉ〜、探したんですよ? どっこにも先輩おらんからぁ…」
「だから来たのか…
大倉」
大倉「はいっ! 先輩と一緒にご飯食べたかったんで!!」
「生憎だけど、アタシは1人で食べたい気分なんだわ」
大倉「そんなつれないこと言わんといてくださいよぉ」
「…隣来てるし」
大倉「エヘッ♪」
この熊…!!
お前らが関わることでこっちがどんだけ迷惑してるか分かってんのか!?
大倉「ええ場所ですよねー、ここ。人来ぉへんし」
「1人で食べたかったのに…」
大倉「俺は先輩と食べたかったです」
「知るか、んなの」
大倉「あっ! 先輩今日はお弁当ですか? ええなぁ〜」
話変えやがったしコイツ…
しかもなんかキラキラした目でこっち(正確には弁当)見てるし!!
お前もパン持ってんだろうが、セブンの!!
知ってんだぞ毎日コンビニで大量に買い物してること!
大倉「あ、そうや。先輩」
「んだよ」
大倉「これからマル達来はるんですけど、いいですか?」
…今なんつったこの熊
「…誰が来るって?」
大倉「マル達が」
「どこに?」
大倉「ここです」
…場所変えよ。
速攻で弁当包んで水筒と一緒にその場から逃亡しようとすれば…
大倉「せーんぱいっ、どこ行くんですぅ?」
…まぁ、当然捕まるわな
しかも、このタイミングで…
丸山「あるぇっ!? A先輩おるぅ!!」
安田「きゃーっ!! せんぱーい!!♡」
錦戸「あ…せ、先輩…」
村上「あ? なんや想麻、ここおったんか」
横山「えっ、想麻?!」
渋谷「おぉ、はにーやんけ!! やっぱ俺とはにーは赤い糸で…」
「結ばれてねぇよ」
錦戸「大倉ぁ!! お前っ、なに先輩の腕掴んでんねん!! んで何隣座ってんねん!!」
大倉「ええやん亮ちゃん。先にここおったんやで?」
安田「大倉ずるーい!! 僕も隣行くーっ!!」
丸山「いやいや、そこは僕がっ!!」
村上「何言うてんねん。想麻の隣は俺って決まっとんねん」
「決まってない」
横山「しょ、そんなんやったら俺も…」
「呼んでねーし」
渋谷「ほんなら、俺ははにーの膝上じゃああ!!」
ダッシュでこっち来やがった…
こうなりゃ、しゃあねぇか…
「大倉、手ぇ離せ」
大倉「あ、はい」
「で、避難しとけ」
大倉「え、先輩…」
「いいから」
大倉「はいっ!!」
標的、渋谷すばる。ダッシュで来るから一旦は動きを止めなければならない…
んー…投げていいか
ガガッ!!
片腕を掴み、相手の懐入って腰捻って…
ラッキーメンバー
性格以外完璧なクラスメート
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 195人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
朱雀(プロフ) - かほべえさん» 鈍感というか、本気で好きだと思っておらんのでしょうね(笑)。「絶対違うな」と (2017年4月28日 20時) (
レス) id: e3658a4b6e (このIDを非表示/違反報告)
かほべえ(プロフ) - 鈍感だと自負している私でさえ分かるであろう、みんなのアピール（笑） なぜ気付かないんだろ。 そこが主人公ちゃんの良い所？（笑） (2017年4月28日 19時) (レス) id: 0d05787f0f (このIDを非表示/違反報告)
朱雀(プロフ) - おぉう、お気に入り登録者数18人！ありがたき！ (2017年4月27日 18時) (レス) id: e3658a4b6e (このIDを非表示/違反報告)
朱雀(プロフ) - かほべえさん» お久しぶりです！面白いなんて、嬉しいお言葉ありがたくちょうだいします！ (2017年4月26日 19時) (レス) id: e3658a4b6e (このIDを非表示/違反報告)
かほべえ(プロフ) - こんにちは、お久しぶりです〜。 やっぱり朱雀さんのストーリーは面白いですね♪ これからの展開、楽しみ〜！ (2017年4月26日 19時) (レス) id: bba2b6473a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：朱雀 | 作者ホームページ：
作成日時：2017年4月23日 15時
