登校途中 O.T ページ38
今日は、ヤスと亮ちゃんと3人で学校に行った。
あのLINEの内容を見たからか、空気が重たい。
いや、ヤスが悪いとかそんなんちゃうねんで?
せやけど、朝からあんなメッセージ見せられたら…なぁ…?
錦戸「…章ちゃん」
不意に口を開いたのは亮ちゃん。掠れた声が、重々しさを表しとる。
錦戸「先輩…昨日帰るとき、どんな感じやったん?」
あぁ、やっぱ亮ちゃんもそこ気になっとったか…
安田「足がまともに動けへんような感じ…油切れたロボットみたいやった」
や、どんな例えやねん
想像ができひんわ、ヤス
錦戸「そっか…」
え、亮ちゃん理解できたん? 俺全然分からんねんけど
安田「僕先輩とクラスも学年もちゃうから、ずっと見てられへんけど…
信ちゃんや横ちょが、気にかけてくれると思うねん。
渋やんも…隣同士やんか、クラス」
大倉「…そうやな」
安田「だからって、目離したらアカン。あの人達、何するか分からんから…」
錦戸「うん…章ちゃんの言う通りやな」
俺らが守らんで、誰がA先輩守んねん
元はと言えば、俺らが原因みたいなもんやし…
?「あれ、大倉ぁ?」
大倉「ん…?」((ｸﾙｯ
後ろを振り向けば、そこには逆光を浴びて立っている女子の姿…
多分、珠ノ屋先輩
愛紗「あー、やっぱりそうだ! 大倉じゃん!! 安田と錦戸も!! はよ〜」
安田「あ…おはようございます…」
錦戸「っす…」
愛紗「なになに? なんか元気ないじゃん。なんかあったの?」
もしかして、この様子やと…
珠ノ屋先輩、A先輩がケガしたん知らん…?
錦戸「あの…珠ノ屋先輩、知らんのですか…?」
愛紗「え、何が?」
錦戸「A先輩… リンチされたこと…」
愛紗「……えっ?」
ラッキーメンバー
性格以外完璧なクラスメート
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朱雀(プロフ) - かほべえさん» 鈍感というか、本気で好きだと思っておらんのでしょうね(笑)。「絶対違うな」と (2017年4月28日 20時) (
レス) id: e3658a4b6e (このIDを非表示/違反報告)
かほべえ(プロフ) - 鈍感だと自負している私でさえ分かるであろう、みんなのアピール（笑） なぜ気付かないんだろ。 そこが主人公ちゃんの良い所？（笑） (2017年4月28日 19時) (レス) id: 0d05787f0f (このIDを非表示/違反報告)
朱雀(プロフ) - おぉう、お気に入り登録者数18人！ありがたき！ (2017年4月27日 18時) (レス) id: e3658a4b6e (このIDを非表示/違反報告)
朱雀(プロフ) - かほべえさん» お久しぶりです！面白いなんて、嬉しいお言葉ありがたくちょうだいします！ (2017年4月26日 19時) (レス) id: e3658a4b6e (このIDを非表示/違反報告)
かほべえ(プロフ) - こんにちは、お久しぶりです〜。 やっぱり朱雀さんのストーリーは面白いですね♪ これからの展開、楽しみ〜！ (2017年4月26日 19時) (レス) id: bba2b6473a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朱雀 | 作者ホームページ：
作成日時：2017年4月23日 15時
