うだる暑さと、君の熱【竈門炭治郎】 (ページ7)

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○ ページ7

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　「あ、うん、そうだね…！」

　緊張してうまく話せない私はこんなつまんない返ししか出来なかった。

　それでも竈門くんはその眩しい笑顔のまま

　竈「Aって呼んでもいいか？あ、いきなりすまない！馴れ馴れしいとは思うが隣の席だし仲良くなるためにも…って俺は何を言ってるんだ！あ、、その、だな、、」

　その慌てようが何だか私と同じように緊張してるように見えて、いや、全然違うんだろうけどその時の私はそれが面白おかしく見えて笑ってしまった

　「ふふっ、全然大丈夫だよ、あ！ごめんその笑ったのはえっと、、竈門くんが面白くて！あ、いや失礼な意味ではなくて！」

　竈「あははっ、大丈夫だぞ！わかってる！改めてよろしくな！A！」

　瞬間__

　夏の暑さのせいなのか、それとも私の体温なのかカッと体全身が熱くなったような気がして赤くなってるかもしれない頬を隠すために私は下を向いた

　そうしたら、竈門くんは『今日は何だかいつもより暑いな』と小さい声で言ったんだ。

　「あ、うんそうdモブ「炭治郎くーん！」

　クラスの女の子がそう呼ぶ声が聞こえて一気に熱が冷めた。

　竈「あ、すまない！呼ばれたからいってくる！」

　そう言って竈門くんは女の子と仲良さそうに話していた

　そうすると、さっきまでドキドキしていてキラキラしていた私の心も段々といつもの味気ない色味のないものになってしまい

　その時思ったんだ、私なんかが彼なんかを好きになったところで叶わないし釣り合わない

　彼は別世界の人間だって

　ただのクラスメイトに対して大袈裟だと思うかもしれないが私にとって学校はクラスは大きな社会であり、何もかも荷が重いのだ。

　__回想終わり

　そう、だから私なんかと竈門くんは釣り合わないんだ、例えば学園三代美女のカナヲちゃんああいったキラキラした世界の人が竈門くんに釣り合うわけで私はたまに話せるだけで十分なんだ、、、、。