検索窓
今日:3 hit、昨日:4 hit、合計:3,098 hit

ページ25

·


 葛藤しているさ中竈門くんに『こっちも食べたかったんだろう?』と言われ図星だったので素直に受け取ることにした。


 竈「はい、あーん。」


 頬ずえをついてフォークに自分のケーキをさしてあーんをしてくる竈門くん。


 周りにキラキラしたものが見える気がする。それに少ししたから覗くように私の様子を見てくるその目は色気がありドキドキする。


 「あーん、、。」


 蚊の鳴くような声で上擦ったあーんをいってうけとる。


 「あ、美味しい!」

 口の中に広がる爽やかな味わいにポロッと感想が出る。次きた時はこれを頼もうと決めた。


 竈「嬉しそうでよかった。」


 時々怖いけどでも優しくて笑顔が素敵な竈門くん。こんな私でも受け止めてくれる竈門くん。




 胸からつっかえるように想いが溢れてくる。



 その想いがどんなものか自分ではよく分からないけど。






 只々、伝えたい。



 そう思った。









 「_____が、いたから」







 竈「?すまない聞き取れなかったからもう一度いってくれないか?」









 「竈門くんが、いたから楽しいし嬉しいし幸せだよ。いつもありがとう、、、。」





 自然と、笑顔になれた気がする。でも、同時に恥ずかしくなり下を向く。



 竈「………」


 無言でいる竈門くんに不安になり様子を伺う。






 竈「あ、、すまない。そんなふうに思ってくれてるとは思っていなかったから。嬉しくて、、、。ありがとうA」





 この日の放課後デートはお互いやさしい気持ちで幸せな気分で終わった。









·









·








·








 この時まだ、あんなことが起こるなんて私は想像もつかなかった。

作者です。大事な話です→←○



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (4 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
5人がお気に入り
設定タグ:キメツ学園 , 竈門炭治郎 , かまぼこ隊   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:おにむすび | 作成日時:2020年3月21日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。