花びら六枚目[変化] ページ8
その後さくら中央シティから出てケータさんの家の近くまで歩いてきた、周りの景色を見ながら歩いていたけどずいぶん変わったなぁ…まず家が木造ではないし変な屋根の色だなぁ…
色が汚いと言いたいわけではないのだけど自分の住んでいた時代に無かったものだからやっぱり少し慣れないな…
ウィスパー『どうしたんです？早く涼しいお家に入りましょう？』
A『あ、分かりました…！』
確かに外はかなり暑い、半分だけ袖がある着物を着ているしもう反対も長手袋をしているせいかかなり……生前知っていた夏とは全然違う、夏ってこんなに暑かったかな
悶々と考えながらケータさんのお家に入った
A『凄く涼しいですね…』
ケータ「そりゃエアコンつけてるからね、もしかしてAエアコン知らないの？」
ウィスパー『そのくらい昔の人だったんでしょうねぇ…』
A『えあこん…ですか、やはり私の時代にはなかったものですね…この世界には私の知らないものが多すぎます』
私の時代にはエアコンなんて物はなかった…時代が違うというのは分かってはいたが知らないものが多すぎて少し困ってしまう
ケータ「まぁエアコンとかこの時代のものはあとで教えるからさ！とりあえず上がってよA！」
A『はい！お邪魔します…』
そういえばずっと玄関で立ったまま話をしていたんだった…
左にあった扉を開き部屋に入ってみたらお部屋もすごく綺麗だった、お花も飾られているしいい香りもする…やっぱり私の生きていた時代と違いすぎるな…付いていけるだろうか、誰か生前の私の知り合いでもいたなら気軽にこの世界のことを聞けたりするのだろうけれど『もしかして私の知り合いですか？』なんて聞けるわけもない、どうしたものか…
ウィスパー『なんかすごく悩んでますね桜さん…何かあったんでしょうか』
ジバニャン『いや案外どうでもいいことで悩んだりしてそうニャン』
ケータ「そうなのかな…？入ってすぐに悩むことある？」
ウィスパー『ハッ！まさか…花がちゃんと生けられてないとかで怒ってたり…』
A『そんな事で怒りませんよ…このお花はちゃんと手入れもされていてすごいと思うくらいです』
…私の生前がとんでもないお嬢様だとでも思っているのだろうか…花の生け方やお茶の立て方くらいは少し教わっていたけれどそこまで詳しいわけでもない
A『下らないことで悩んでいたのは本当ですがね』
ジバニャン『マジニャンか…』
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 29人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
咲夜【さきや】(プロフ) - すずさん» うわー！ありがとうございます！大好きなんて光栄です！ (2019年7月16日 17時) (
レス) id: 29581fb7a3 (このIDを非表示/違反報告)
すず - こんにちは！！咲夜さんの作品いつも見させてもらってます！！とても面白くて大好きですぅう！！！！！ (2019年7月16日 17時) (レス) id: e0af2e8fd0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：咲夜 | 作者ホームページ：
作成日時：2016年10月24日 12時
