花びら四枚目[親切な人間] ページ6
その後ケータさんが何とか二人を宥めて私の話に戻った
ウィスパー『何で夜桜さんはここに居たんです？』
夜桜『えっと…』
どうしよう、実は妖怪になったばっかりで道に迷うのが怖くてずっと此処に居たんですだなんて言えない…さっきの説明を聞く限りそうとう凄い妖怪になってしまっているもの、威厳が…でも嘘をつくわけにはいかないし正直に言おう
夜桜『私は甘味を食べに来たのです、場所がわからなくて困っていたんですが…』
ケータ「甘味？…あぁ甘いものか！この近くだったらカフェ・オ・シャレンヌとかだね」
ジバニャン『道に迷うのが怖いって…もしかして夜桜って方向音痴なんじゃないかニャン？』
夜桜『…ナンノコトデスカネ、ワタシワカリマセン』
ウィスパー『あ！凄い妖怪かと思ったら意外と可愛いところあるんですね！』
やらかした、此処は違うと言うべきだった…まぁいずれバレるのは分かっていたけどね…オ・シャレンヌかぁ…甘味が食べれるならどこでもいいけど
ケータ「それじゃあ夜桜…少し呼びにくいな、Aでも良いかな？あだ名だけど」
A『A…？それが私のあだ名…というものですか？…A…えぇ、良いですよ』
ケータ「分かった！じゃあA、甘いもの食べに行こうか！早くしないと日が暮れちゃうしね」
A『分かりました…』
ジバニャン『俺っちもAって呼んでもいいニャン？』
A『どうぞお好きにお呼びください、桜でもいいですよ』
ウィスパー『じゃあ私は桜さんで』
とか色々と話しながらしばらく歩いて…いや私とウィスパーさん浮いてるし歩いてないか…移動していたらカフェ？に来た、近くに綺麗な海もあっていい場所だ…今度ここでしばらくボーッとしておこうかな
ケータ「相変わらず男が入りにくい見た目のお店だなぁ…なかに女の人しか居ないし」
A『ケータさん！すごく美味しそうなものがあります！これはどうしたら買えるんですか？そもそも妖怪って見えるんですかね…』
苺のショートケーキと書いてあるものを指差してケータさんを呼ぶ、でも待てよ…？そもそも妖怪は見えるのか？どうしよう…
ウィスパー『そんな時こそこれですね！姿が見えるようになる葉っぱ！お金は…まぁ何とかしましょう』
ケータ「苺のショートケーキくらいのお金は持ってるから買ってきなよ」
A『え…良いんですか…！？…で、頭に乗せればいいんですかこの葉っぱ』
ウィスパー『そうです！頭にのせて…』
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咲夜【さきや】(プロフ) - すずさん» うわー！ありがとうございます！大好きなんて光栄です！ (2019年7月16日 17時) (
レス) id: 29581fb7a3 (このIDを非表示/違反報告)
すず - こんにちは！！咲夜さんの作品いつも見させてもらってます！！とても面白くて大好きですぅう！！！！！ (2019年7月16日 17時) (レス) id: e0af2e8fd0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：咲夜 | 作者ホームページ：
作成日時：2016年10月24日 12時
