花びら二枚目[白玉団子さんとの出会い] ページ4
夜桜『痛い…そりゃまぁ雲の上から着地したらそうなるけど…妖怪って痛覚あるんだ』
雲の上から綺麗に着地！とは行かず足が痛くてうずくまる私、幽霊のように痛覚も実体もないものなのかと思ったがそうでもないようだ、私は今思いっきり金色の…卵？のようなものに落ちてきた、頭からじゃないだけ大丈夫だと思われるかもしれないけど結構痛い
夜桜『まぁ痛いのは慣れてるしいいけど、此処は何処なんだろう…』
昔からよくコケたりしていたため痛みには慣れているんだ！だから多分大丈夫
私が座り込んでいる金の卵の前にキラキラと着飾ったお姉さんが薄い板のようなものを耳に当てて誰かと話している
「いやだからさぁ、今アンタはおつかい横丁の方に居て私はさくら中央にいるの、そうそう金の卵の前、先にモグモグバーガーで食べてるから早く来てよね！」
…何を言っているのか全くわからない…あの薄い板のようなものが凄いのは分かったけどね
出来れば早く甘味を食べたいけれど…ここが何処なのかも分からないし下手に此処から移動したら
先ほどからこちらを物陰から見ているヘチマのような髪型の同類(グレるりん)にも絡まれそうで怖くて動けない、どうしよう…
ウィスパー『ウィス！？この金色の卵の上から物凄い妖気を感じますよケータきゅん！』
しばらく卵の上に座って道を行く人間たちを見ていたら梅干しのような見た目の猫と白玉団子のような妖怪…いや同類に出会った、市役所にいた妖怪に姿を消す術？は教わっていたので見えなかったのだろう、その隣にいた少し跳ねた茶色い髪の少年が腕についている何かから光を出した
夜桜『眩しい…目が痛くなるし離れよう』
そう思いその時計を持っているケータと呼ばれた子の後ろに移動した、後ろならバレないかな…
ケータ「ちょっとウィスパー！何も居ないじゃん！」
ジバニャン『後ろ！後ろニャン！そのライトが眩しくてケータの後ろに引っ付いてるニャン！』
…マズい、バレていた…というか凄い妖気って何…私の他に誰かいるんじゃないの？
ケータ「後ろ…？うわぁ！女の子がいる！しかも小さい！」
ウィスパー『あんな妖気なのにもっと大きくていかつい見た目じゃなくて小さくてかわいいんですね！？』
夜桜『小さいは要りませんよね！？』
この靴を履いていたら少し身長が大きく見えますよってあの妖怪に言われたのに！ちっとも効果がない！小さい小さいって！何なのこの白玉団子と人間は…
花びら三枚目[二人の名前]→←花びら一枚目[妖怪、なります]
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 29人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
咲夜【さきや】(プロフ) - すずさん» うわー！ありがとうございます！大好きなんて光栄です！ (2019年7月16日 17時) (
レス) id: 29581fb7a3 (このIDを非表示/違反報告)
すず - こんにちは！！咲夜さんの作品いつも見させてもらってます！！とても面白くて大好きですぅう！！！！！ (2019年7月16日 17時) (レス) id: e0af2e8fd0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：咲夜 | 作者ホームページ：
作成日時：2016年10月24日 12時
