花びら一枚目[妖怪、なります] ページ3
桜花side
桜花『ここは…』
確かに私は死んだはず…あんなドラマチックな終わり方なのに実は生きてました☆なんて笑えないよ！ここはどこなんだろう、透明なカプセルのような場所にフワフワとした白い布団がしかれていてそこに私は眠っていた、そうこうしてる間に誰かがやって来た
市役所妖怪「こちらは妖怪市役所となります…桜花様、あなたが目覚めるのをお待ちしておりましたあなた様には妖怪になっていただきたく…」
桜花『いやお待ちしてましたって…なんの事ですか？幽霊だか物の怪だか分かりませんが私は成仏したいです…』
市役所妖怪「なかなかに辛口ですね桜花さま！？とりあえず成仏なんてお断りですしまずこの建物に入っていただかなければ話もできませんので…それに現世で新しくできた美味しい甘味も食べれm『なります』え…」
市役所妖怪「分かりました、それなら目の前にある建物へ…」
桜花『甘味…餡蜜とかぜんざいとかはあるのかな…』
市役所妖怪「……それにあなたがあのカプセルから目覚めるのを何百年も待っていたお方もいるのですよ…」
何か言っていたような気がするが気にしないことにした、そのあと雲の上をポフポフと音を立たせながら歩いていたらやっとあの建物の近くまで来た、私の歩幅が小さいのか雲の上が歩きにくいのか…それかただ遠かったのかな、とりあえず妖怪になったなら歩きたくない…どうせなら空を飛びたい
[市役所内]
桜花『えっと…まず何処に行けばいいんだろう…あれかな？[妖怪になれと言われた人はこちらへ(*^ーﾟ)]この札すごくムカつく…』
あの顔絶対適当に描いたやつだよ、適当じゃなければあんな変な顔に描かないもの
辺りを見回してなんだあの変なものと思いながら列にならんで順番待ちをしていたらついに私の番になった
そのあとよくわからない機械に入れられて妖怪？になった…案外あっさりというか早いというか…髪の色も服も変わっているのにこんなに早く終わるものなの？
名付け妖怪「あなた生前は大きな桜の木がある家に住んでたんだって？うーん…じゃあ夜桜ね、はい次ー」
…早い、すごく早い…もっと時間がかかるかと思って身構えてた私は一体…
カメラ妖怪「はい、撮りまーす…よし終わり！次はメダルね！」
そしてメダル？を受け取って雲の上から地上へ突っ込めと言われた、そんな無茶な…
夜桜『しょうがない、飛び込むしかないか…』
地上の甘味のためだと思い、私は雲の上から跳んだ
花びら二枚目[白玉団子さんとの出会い]→←夜桜：プロローグとはなんでしょうか…
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咲夜【さきや】(プロフ) - すずさん» うわー！ありがとうございます！大好きなんて光栄です！ (2019年7月16日 17時) (
レス) id: 29581fb7a3 (このIDを非表示/違反報告)
すず - こんにちは！！咲夜さんの作品いつも見させてもらってます！！とても面白くて大好きですぅう！！！！！ (2019年7月16日 17時) (レス) id: e0af2e8fd0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：咲夜 | 作者ホームページ：
作成日時：2016年10月24日 12時
