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スタンガンがなくなったことを伝えたコナンとヘレン…しかし、

小五郎「!?……いや…それはねーな…」

コ「「!?」」

おじさんが否定した

「どうして?」

小五郎「あれを見てみろ…靴跡は1種類だけだし…このスノーシューズの跡に間違いねえ…」

コ「「……」」

「…つまり、氷川さんは村からひとりで沢づたいに歩いて来て…雪原を歩いている内に心臓発作に襲われて亡くなった…ってこと?」

コ「じゃあスタンガンは?」

小五郎「ロッジにでも置いて来たんだろ…」

「そんなはずないよ…」

小五郎「…しかし…あの靴跡…」

園「もしかして、犯人のトリックだったりして…」

蘭「…えっ!?」

園「ホラ、よくあるじゃない…雪の上に残った靴跡の謎って!!」

小五郎「…靴跡…雪の上…わかったぞ!!やはりこれは犯人のトリックだ!!」

全「ええーーっ!?」

小五郎「いいか?犯人はすでに沢で氷川さんを毒物か何かで心臓発作に見せかけて殺害!!用意しておいた氷川さんと同じ長靴に履き替え…背負ってここまでやって来る!!そして、氷川さんを降ろし…スタンガンを奪い取った!!帰りは自分が残した靴跡を…後ろ向きに踏んで戻ったんだ!!」

コ「ハハ…(呆)」

蘭「後ろ向きに!?」

園「そんなことできるの?」

小五郎「…できるさ!!よっ…ほっ…見てろよ・・・!!」

ぐらぐらになりながら後ろ向きに進む

ドッ

おじさんは見事に後ろへ転けた

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作者名:雪音 | 作成日時:2013年12月22日 19時

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