ここで息をして [ハイキュー] (ページ2)

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The breath,overcoat deity. ページ2

仲良く話していたため離れようと思ったが

「あっ！白川さん！！」

山口君が読む声で歩みが止まる。山口君と目線が合うと山口君はニコッと微笑んで「一緒に喋ろうよ」と言ってくれた

この状態で行かないのも逃げた感じがし余計空気を悪くするため僕は山口君によって行った

隣に居た月島君は僕を凄く睨んでいて少し僕は身体が強ばってしまう

山口君は月島君に僕の事を説明してくれた
月島君は僕をまた少し睨むように見ると今度は僕を嘲笑うかのような笑みを浮かべる

「へぇ〜君ってさあれだよね。コート上の神脳だよねぇ」

「えっ！！コート上の神脳って白川さんの事だったの！！！」

僕はびっくりした。まさか僕の事を知っている人が居るとは僕は中学の頃たしかにそう呼ばれたが中学の頃試合をしたのはたったの一回だ

そう呼ばれるとは思わなかった為反応に困ってしまった
すると山口君がそれを察してくれたのか少し話題を変えて部活の話になった

「白川さんはバレーをしないの？」

「僕はしないよ…」

山口君と月島君はバレー部に入るらしく僕にも入るかどうか聞いてきた

僕はしないとそれだけ答えた

「えぇ〜！！白川さんはするのかと思ってた！！なんでしないの？」

山口君のその言葉にどう答えようかと悩んだ
だがその時「A〜！！？？」とクラスの扉から聞き覚えがある声が聞こえ見てみると

そこにいたのは中学の頃一緒にバレーをやってきた日向翔陽だった

烏野高校に入るきっかけも日向が小さな巨人に憧れて僕も日向とバレーを続けたいからだった

だが僕はもう出来ない…だからここで言おう

「A！久しぶり！！元気だったか？」

「バレーの入部届けの紙もう書いた？おれはもう書いたよ！！一緒に出しに行こうよ！」

日向は一方的に僕に話をぶつけてくる。わくわくとした目をこちらに向けられバレーをやれないと言い出せずにいた

すると月島君が「あれ？君、コート上の神脳の目立たないチームメイトじゃん。君もここなんだね」と日向を煽っていた

すると日向もその挑発にすぐのり怒っていた

「ていうかAがなんでコート上の神脳って呼ばれてんの？」

確かに日向はこのことは知らない…これに対し説明をしたのは山口君だった

「えっと白川さんに戦略してもらったチームは絶対勝つから白川さんのその戦略が有名になってコート上の神脳って呼ばれるようになったんだよ」

日向は「そんなカッコイイ異名あったんなら教えろよ！」と目をキラキラさせて言った