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呪術高専 ページ6

あれから暫くし、我の方には

長崎の長期任務をしておった

じゃが、妙に変じゃいつもは特級に近いぐらいの1級呪霊を祓っておるのじゃがどれもこれも
低級呪霊の任務ばかりじゃ…

つまらなすぎる

明日になれば高専に帰って真希にも
会えるしいいのじゃが
何やら嫌な予感がする

我の感は妙にあたるからのう…あたらなければよいのじゃが…

そう考えながら午前3時の森を

スマホを見ながら歩いていると
傑から留守電が入っていることに気づいた


傑「A、任務お疲れ様…1年生が派遣されて1人死亡した任務終わってすぐで悪いが高専に戻ってきてくれるかい…」



……はぁ…我の最悪の感があたってしもうたのう


「珠羅」

そう我が呼ぶと下に赤色の液状が現れそこから
我の昔からの愛蛇が現る

白い美しい鱗に
紅く夜の森でも目立つ鋭い眼
昔と何も変わらん

「久しいのう 珠羅」

そう我が言うとその大きい身体を我に擦り寄せて来る…

ここ最近でやっと珠羅を
我の所へ呼び戻すことが出来たが

他のもの達はまだ呼び戻すことができぬ…
昔は緋色の血姫と呼ばれ恐れられておった
我も今となればただの未熟者だな…

まぁ…よい

今はそれより高専に戻らねばな…

「珠羅…悪いが我を高専まで送ってくれんかのう。」

珠羅は我を背に乗せ赤色の液状に入っていく


〜高専〜

「珠羅、すまんのう…少し休むが良い…」

久しぶりに動く珠羅には少し厳しかったらしい
やはり我の呪力が昔より衰えておるな…

高専の医務室の前まで行き、扉を開けた

すると亡くなったと伝えられた…
虎杖悠仁が生きとるではないか…

傑は我をだましたのか…
「あっ!Aおかえり〜!!」

五条が我に気付き我の方に顔を向けそう言う

虎杖悠仁はぽかんとしている…
あの時少しばかりいたのだが覚えてないようじゃな…

記憶力のないただの力が強いだけの馬鹿じゃな

五条を無視し五条の左斜め後ろにいる傑の
所まで行く

「傑…我を騙したのか?」

「嫌…騙してはいないよ。Aに私が嘘をついたことがあるかい」

「それは無いがな… そうか傑 我がいなかったのがそんなに寂しかったのかのう?
じゃから嘘までついて我に早く戻ってきて欲しかったのやろう?」

我が傑にそう言うとその言葉を遮り
家入と伊地知が今までの流れの説明をしてくれた

内容がようやく理解できた…

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作者名:NOAH | 作成日時:2021年6月30日 17時

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