両面宿儺 ページ1
百葉箱の前に人影が2つ
そのうちの1つが3分間の静寂を消した
「A先輩、本当にここであっているんですか?ないですよ!!」
そう言い放った者は呪術高専1年の伏黒恵
2級呪術師として入学してきた天才
「ああ。ここのはずじゃがな。」
それに応えたもう1つは呪術高専2年のAA
1級呪術師である
なぜ2人がこのある学校の百葉箱の前にいるかそれは
遡ること
〜3時間前〜
いつも通り、Aは朝練をしていた
そんな時Aのズボンのポケットに入れていた携帯が震える。
「もしもし?A〜?」
「なんじゃ?」
「おっ!今日はめずらしく出てくれたね〜!
最近どう?任務順調な感じ?」
「ああ。そんなの当たり前であろう。
まさか、そのようなくだらないことでまた電話をかけたではあるまいな?」
「いやいや、そうじゃないよ〜。今回は恵と仙台まで行って特級呪物 両面宿儺の指を回収してきて欲しいの!
いや〜本当は恵だけで行かそうと思ったけどAが今日休みだって聞いたから暇だろうな〜と思って!どう?行ってくれる?」
「はぁ…そんなに我は暇ではないのだぞ。恵とだな…
よかろう、任しておれ。
どうせ、休みになったとして別の呪霊を祓う任務が来るかもしれぬ。」
「おっ!!いや〜やっぱりAは物分りがいいね〜!ありがとう!!
じゃあさ、ついでにお土産かt((」
「お主なんぞに与えるものはない!!」
とAは言い放ち携帯を切った…
冒頭に戻るが特級呪物を回収するために来たはずがそのお目当てのものが入っているはずの百葉箱の中身は残念ながら空っぽ…
伏黒が五条に電話をかけるも
「それ取り戻すまで帰ってきちゃダメだから」
と言われAの横にいる伏黒は怒っている
「今度マジで殴ろう」
「我も参戦するとしよう!」
Aは自分の愛用している呪具を構えそう言う
「お願いします。まだA先輩と合同任務なだけ助かりました」
しばらく考えたあと翌日に宮城県杉沢第三高等学校に行く事にした
伏黒と別れAは手分けして特級呪物の行方を追うことにした
その夜、Aは夜の街を山頂から見下ろし
ずっと使っていた特級呪具物の琴を奏でていた
昔の我を思い出しながら…
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作者名:NOAH | 作成日時:2021年6月30日 17時