【男性声優】せ.い.ゆ.うさん

残念なイケメン ページ16

「いたい………。」









先日の海のお陰で日焼けをして、絶賛皮が剥ける中。

それほど色は変わってないが、赤くはなっている。

海は楽しかったなー、なんてスマホの写真を見ながら振り返る。









？「お待たせしましたー！！」

「遅い。一分遅刻。」

？「えーー！！細かっ！」









このうるさい人は高身長でイケメンで眼鏡な人………江口。

私のことを慕ってくれている後輩のひとり。

ファッションセンスがよくて、今日もラフなのにお洒落。









「声でかい！ばれちゃうじゃん！」

江口「わー！ごめんなさい！」

「だから、その声！！」









江口は普通に眼鏡を、私はだて眼鏡をかけていて一応変装しているが、商売道具の声でばれてしまう気がする。




江口を呼び出したのはイベントの服を選んでもらうため。

彼はセンスがいいし、オフが重なっていたから行こうという話になったんだ。

ちなみに、私が演じる人は男っぽい中性的で中二病な感じ。

だから、男物で揃えようと思って江口のおすすめの店へ。









江口「黒っぽい感じですかね………？」

「そーだね。闇を抱えた感じだし。」

江口「りょーかいです！」









真剣に選んでくれる江口を横目でみる。

………黙っていれば、イケメンなのに。

すると、こちらを振り返り、パチリと目があう。









江口「………何か、顔についてますか？」

「目と鼻と口。」

江口「そーいうことじゃないです！」









いちいち面白い反応をしてくれるから、彼といるのは飽きないし楽しい。

面倒見がいいから、年下に慕われるんだろうな。









*









*








なかなか更新してなくてごめんなさい！

ネタが全く思い付かないので、募集したいです。

例えば………
○○と甘々な感じで！
番外編で○○と恋人だったら………

など、皆様の妄想を気軽に書いてください！
ほんとうにほんとうにお願いします！

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