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それでも答えない私に痺れを切らしたのか、耳にふーと息をかけたり、耳たぶを咥えられたり。
料理なんかできなくて、キッチンに手をついて身体を支える。
耳元で聞こえる水音に脳内が侵食されて、頭が真っ白になる。
*
斉藤「ねぇ、答えてよ。」
「っ、………や、めっ……。」
*
耳元でふーと息をかけられて、思わず声が漏れそうになる。
どんどんヒートアップしていく行動に危険だって感じて、ストップと声をあげる。
*
「っ言う、言うから!」
*
するとゆっくり体が離れたから、キッチンを向いていた体から振り返り、壮馬と向き合う形に。
目があって真剣な瞳で見つめられると照れてしまって、視線をしたに向ける。
*
「壮馬がスタッフさんと楽しそう話してたから、その……。」
斉藤「嫉妬したの?」
*
言い当てられて、顔が熱くなるのを感じる。
私の口からそうだと言わせたいのか、「ん?」と顔をのぞきこんでくる。
*
斉藤「言ってよ。嫉妬したって。」
*
顎に手を添えると、くいっと顔をあげさせられる。
すると、悪い笑みを浮かべた壮馬と目が合う。
壮馬のもう一つの手がキッチンに置いていて、思わず唇が触れてしまいそうなくらい距離が近い。
それと同時に逃げれないと言われてるかのようで、心を決めて口を開く。
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いやなみ - 何度も見てもいい作品です! (2023年2月18日 23時) (レス) @page26 id: 13cd4bca3e (このIDを非表示/違反報告)
なぽり(プロフ) - 初めまして。こちらの小説めちゃくちゃ好きです。更新待ってます! (2022年5月26日 3時) (レス) @page27 id: 55a08a4d64 (このIDを非表示/違反報告)
菜々(プロフ) - ゆにさん» コメントありがとうございます!そう思っていただけてうれしいです笑 (2020年7月17日 9時) (レス) id: 5b4c966665 (このIDを非表示/違反報告)
ゆに(プロフ) - わぁ、、尊。 (2020年7月14日 23時) (レス) id: b99c6719cb (このIDを非表示/違反報告)
菜々(プロフ) - mちゃさん» はじめまして!リクエストありがとうございます!!二つもくださって感謝です! (2020年6月5日 21時) (レス) id: 5b4c966665 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:菜々 | 作成日時:2020年6月1日 21時