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梅原「で、なんで俺のところ来るかな…。」
「いや、本当にごめん…。」
*
何も考えずに外に飛び出して、財布もないからどこにもいけなくて。
スマホだけはポケットにいれてたから、誰かの家にかくまって貰おうとした。
でも、電車もタクシーも使えないから、歩いていける範囲は限られていて。
もともと女友達は少ないほうだし、無理を言えるような人はいなくて…。
条件に当てはまり、気兼ねなく過ごせるのは裕一郎しかいなくて。
突然の訪問にもクールな裕一郎は動じることなく迎え入れてくれた。
*
梅原「早く帰りな。心配してる。」
「分かってるけど…。」
*
カッとなって家をでてきたけど、後悔している。
きっと、壮馬がここにいるって知ったら激怒するだろうな…。
*
梅原「家まで送るから。」
「うん…。」
*
若干急かされてるけど、仲直りさせてくれようとしてくれてるのかなと感じる。
迷惑かけて本当に申し訳ない…。
なんだか家に帰るのが気まずく感じていたが、長居しても悪いと思い、家をでる。
家までの道のりでもっと壮馬の意見を聞くべきだったとか、家をでるまではやりすぎだったなと反省。
頑張れよ、とマンションの入り口まで送ってくれる裕一郎の優しさが染みて、謝ろうと気を引き締めた。
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いやなみ - 何度も見てもいい作品です! (2023年2月18日 23時) (レス) @page26 id: 13cd4bca3e (このIDを非表示/違反報告)
なぽり(プロフ) - 初めまして。こちらの小説めちゃくちゃ好きです。更新待ってます! (2022年5月26日 3時) (レス) @page27 id: 55a08a4d64 (このIDを非表示/違反報告)
菜々(プロフ) - ゆにさん» コメントありがとうございます!そう思っていただけてうれしいです笑 (2020年7月17日 9時) (レス) id: 5b4c966665 (このIDを非表示/違反報告)
ゆに(プロフ) - わぁ、、尊。 (2020年7月14日 23時) (レス) id: b99c6719cb (このIDを非表示/違反報告)
菜々(プロフ) - mちゃさん» はじめまして!リクエストありがとうございます!!二つもくださって感謝です! (2020年6月5日 21時) (レス) id: 5b4c966665 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:菜々 | 作成日時:2020年6月1日 21時