無惨の娘ですみません。【鬼滅の刃】

嫌な予感が、 ページ6

嫌な予感は炭治郎もしたらしく

「すごく強い鬼の匂い、、、。」



山の気配はもうなんかどぉおおんって感じで。


『これ偵察で済むのかなぁ。私たち殺されない？』



「とりあえずの偵察らしいから何かつかみ次第帰ろう」




草をかき分けて進む山道。

なんか吐き気がするくらい何かこの山には感情があってしんどいです。



だけど1時間偵察しても鬼の様子も人が亡くなった様子もなかった。




「なにも、、ないな。」


『何も無いね。でも気味の悪いだけじゃないよね。絶対何か鬼がいると思うんだけど、、、。』


本当に吐き気がするくらいに強い感情が頭の中に突き刺さる






ﾋｭｯ






((父さん、、、姉さんが鬼殺隊に入ったそうよ。))


((そうか...ではお前が殺すんだ。あの阿婆擦れを。))









『はぁ．．．っ、はぁ』





喉がﾋｭｯとってからふたりの会話が頭の中に映し出された。

父さんにバレたのか。






え、まさか





この山にいるのって、、






「みさっ！！！！！大丈夫か？！」



目を見開いて私の顔を覗く炭治郎


「急に座り込んで驚いたぞ！どこか体調が悪いのか？」


『だ、大丈夫。ちょっとこの山気配がすごくて、。』



さすがにこのままじゃ危ないと山を降りることにした




「なぜ焦っているんだ？焦りと恐怖の匂いがする」


『あまりにも気配が強いからさ、ちょっとね。』



鼻が良すぎるぞ炭治郎。
とんでもない炭治郎だ！！！


嘘を言った訳では無いけど、嘘なのか？って炭治郎の表情筋が言ってる。

もー絶対バレちゃうじゃんやだよぉこわいよぉ！





ｻﾞｯ...






？！




背後から音がして振り返る私と炭治郎



そこには、、、








「あ、久しぶりだね！！！









.









.









姉さん？」







『ちょっt、、ゴホッ、ゲホ....ヴ....カハッ...』



息ができない..。



((みさ。私はお前を心底見損なったぞ。柱と一緒、、。しかも花札のような耳飾りの鬼狩り...。


ではやってくれ。遊惨。))




まずいまずい...。
どうしよう。殺気が強すぎて息もできない。
こんな状態で戦えやしない。



『ン゛ッ...あ゛っ、、。』


炭治郎に言いたいことも言えず






キーっと音がなり









ﾌﾟﾂﾝ








糸が切れるように




意識がなくなった。

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