32 ページ32
+
私の首にある手は微かに震えていて
きっとこの子は凄く良い子で
私なんかよりずっと辛くて、悩んだんだと思う。
決意したようにグッと
手に力が入って息が苦しくなる。
ふとヒョンスオッパと
初めて会った日のことを思い出す。
歌のレッスンが凄く怖くて
この人とは関わらないようにしよう
って思ったんだっけ。
シスタオンニとスンウとは結構早く
打ち解けられてそれで仲良くなったんだ。
ジュンミョニオッパと会ったのは
どこだかの公園だったっけ。
踊りがびっくりするくらい
下手で私が教えてあげたんだ。
チャンミニオッパに会ったのはカフェだった。
スンウと喧嘩して落ち込んでた時に
話しかけられてなんだこの野郎って思ったら
あのオラオラなオーラに飲み込まれたんだ。
うーん、楽しかった。
最初みにょに凄い拒否されて
まあ、それも当たり前だからって
思って、だから練習沢山して
実力で認めてもらおうって思ってて。
そしたら倒れちゃったみたいで
みにょが泣きながら謝ってきた。
ホソギオッパはなんでか
わからないけど私のことコヤニって
呼ぶようになってて、それでも
なんか少しだけ嬉しかった。
楽しい思い出がたくさんできたから、
もう、それでいいや
わたしのからだが酸素が足りないって
さけんでるのがなんとなくわかる。
「ゴホッゴホ…」
ふっと消えた重み
空気を一気に吸い込んだけど、
やっぱりクラクラするな。
ES「これは、っ
そうじゃなくて…」
焦るなんてらしくないな
あと少しだったのに。
MH「Aっ…ごめん、
ほんと、ごめん…大丈夫…じゃないよね、」
突然香る懐かしい匂い。
抱きしめられた隙間から入り口の方を覗くと
戸惑ったような顔をしているショヌさん
ジュホンさん、チャンギュンの3人と
凄く、怖い顔をしているウォノさん
ヒョンウォンさんキヒョンさん。
MH「ごめんね、もう大丈夫だからね？」
何に対してのごめん？
WH「おい」
やっぱり冷たい声にびくっとする。
どうしよ、怒られる…
WH「ミニョガお前一番いいとこ持ってくなばか」
HW「ヒョン、一番美味しいのはこの後だから」
WH「あ？」
HW「ほらこの前言ったじゃん」
WH「ああ、そうだったな
よし、ソンジュヨンよく聞け。
お前がしたことは間違ってるってのは
勿論わかってるよな？
一瞬お前のことを信じた。
だけど俺はコヤニを、Aを信じた。
好かれたいならもっと他の方法でやれ
それから、俺らに関わるな」
+
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 490人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みほ(プロフ) - 泣きましたああああああああ。最高でした。もう本当に胸がギュンって嗚呼..本当に有難うございましたTT (2017年2月25日 14時) (
レス) id: a75b676f2e (このIDを非表示/違反報告)
なな - 是非！続編読みたいです！！！ (2016年11月18日 0時) (レス) id: 703c43e215 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずの(プロフ) - 続編是非見たいです！！！ (2016年11月17日 1時) (レス) id: 5e50170b68 (このIDを非表示/違反報告)
れれれ(プロフ) - 素敵なお話をありがとうございます！続き読みたいです！ミニョクとアイエムちゃんのイチャイチャが無くなると寂しいです。。皆のイチャ絡みが見たくて誰とは絞れませんが絡みが少なかったメンバーとのこれからも期待しています！ (2016年11月16日 22時) (レス) id: d4336165cb (このIDを非表示/違反報告)
ｒｅ(プロフ) - 続き是非読みたいです！だけど恋愛系に進んでほしくないです(´･ ･`) (2016年11月16日 18時) (レス) id: f236e5cf86 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みる | 作成日時：2016年9月6日 21時
