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敦視点






『鏡花さん、どうぞ』



仕事を失敗してしまった所偽か、しょんぼりとしている鏡花ちゃん

そんな鏡花ちゃんにAちゃんが先程僕と買ってきたクレープを渡した



「大変だったね」

『判事さんには社長が話を付けてくださいましたので大丈夫ですよ。御友人だそうです』


そう言いながら僕達は鏡花さんを真ん中にしてそこに座る







「にしても吃驚したよ

鏡花ちゃん実は暗殺者の才能が…」




「…あ」




そこで僕は思いだした


[鏡花「もうこれ以上一人だって殺したくない」]


その言葉を



「……ご免」











「停電する処まではよかったのに…」

「(そこまではアリなんだ!?)」





『あはは…そうですね、何か新しい特技を覚えたり、なんかどうでしょうか

例えば…』


「ハッ

色仕掛け?」


「『それは忘れなさい/忘れてください』」


思わず二人の声が重なった



















…!

「その電話、未だ捨てていなかったんだね」


僕が気になってそう言うと鏡花ちゃんはその電話をぎゅ…と抱きしめた



「業者に指示式を変えて貰ったからマフィアからかかってくる事は無いけど…


余り善い思い出はないんじゃ?」






「……大事なものだから」



















「その…可能性の話なのだけど」

僕はチラッとAちゃんを見た。

この話は鏡花ちゃんが初仕事中少し話し合ったことで


『…』


「若し、君の異能の謎が解けて、電話の声しか従わない夜叉を操れるようになれば……


探偵社員の力の一つに___」



ここまで言いかけたとき





「駄目!」



鏡花ちゃんはそう叫んだ








「駄目。夜叉は……もう二度と……」




『…鏡花さん…』


「……判った







でもどうして」





ピッ






その時だった










鏡花ちゃんの手の中にある電話が鳴ったのは





ヴーッヴーッヴーッと振動とともに着信音が流れる



「「……!?」」









そして、




まだ電話を開いていないのにも関わらず




声が、





「夜叉白雪よ。鏡花に近寄り、嘘の世界を教えるものに罰を与えよ」











『……、あ』



背中から切られ、Aちゃんが倒れた



その位置は僕の後ろで、いち早く夜叉に反応して僕を庇ってくれていた



「…!!?Aちゃ、」





だが…それも意味なく



僕もすぐに切られてしまった

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Hidora(プロフ) - 折角とても面白いのに、もうこの作品は更新されないのでしょうか…? (9月25日 20時) (レス) @page13 id: d6fdbbe1be (このIDを非表示/違反報告)
ミル(プロフ) - スイさん» コメント有難うございますm(_ _)mすみません…最近忙しくて…(汗)今日、夜になりますが少し時間が取れそうなので更新いたしますね! (2022年9月6日 17時) (レス) id: 1c87061b47 (このIDを非表示/違反報告)
スイ - 続きお願いします🙇⤵ (2022年9月6日 11時) (レス) @page8 id: 546c5a860b (このIDを非表示/違反報告)
兎凪(プロフ) - ミルさん» 返信ありがとう御座います...!貼れていたようなら良かったです...わざわざありがとうございました... (2022年7月27日 20時) (レス) id: 0558b064c9 (このIDを非表示/違反報告)
ミル(プロフ) - 兎凪さん» コメントありがとうございます(_ _)そう言っていただけて本当に嬉しいです!ちなみに、画像についてなんですが作品を見に行きました!ちゃんと貼れてます(もし説明がほしいなどありましたら、コメントだと文字数がありますのでボードかメッセージの方でお願いします) (2022年7月27日 20時) (レス) id: 47399633aa (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミル | 作者ホームページ:No.  
作成日時:2022年7月25日 23時

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