今日:15 hit、昨日:0 hit、合計:18,628 hit
小｜中｜大
........................ ページ23
その日、教室に行ってみたけど結局何も起こらなかった
今日もまた、隆平のお家に帰る
青いカーテンに
引き出しが開けられたままの収納家具
山積みの漫画本も、もうすっかり見慣れてしまった
慣れ、というものは本当にこわいもので
隆平の家に入るのも
部屋に入るのも
5年ぶりというのに
この一週間ちょっとで
こんなに落ち着きのあるものになってしまった
隆平の姿をしているからか
自分の部屋みたいな
でも、ちょっと違うかも
隆平の部屋っていう安心感なのだろうか
まあ、分からないけど
とにかく安心する
隆平の匂いに包まれて
眠る日々は
いつまで続くのだろうか
早く元の姿に戻りたいけど
この生活がいつかはなくなってしまうと思うと
寂しい
元に戻っても
隆平はまた、
一緒に居てくれるのかな
なんていうことをまた考えてしまった
.........................→←.......................
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 62人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
チパ チパ - お気に入り登録しました☆ 楽しみにしてますっ！ (2017年12月29日 5時) (
レス) id: 247bca6c79 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ココナッツミルク | 作成日時：2017年12月2日 17時
