第81話 ページ1
妙「お願い!今風邪が流行ってて…手伝ってほしいの!」
貴「い、いいですけど…何を手伝えば?」
妙「え?キャバクラよ」
貴「は?」
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こんな会話をしたのは1時間前のこと。
最初にいいと言ってしまった自分をぶん殴りたい。
だって……こんなに丈の短い着物を着るなんて滅多にないんだから。
私、肌の露出苦手なんだよおおおお!!!!
なぜかここには緊急で集められたあらゆる女性がいた。
妙「…うふふ、よろしく頼むわね」
九兵衛「た、妙ちゃんの頼みだからやるんだぞ…」
猿飛「私は銀さんしか興味ないのよ!!!まさか!?銀さんへ嫉妬させる的な!?!?そういうプレイかしら!?」
月詠「わっちは吉原にいたからといってもいつも警備をしていたからな……」
1人目はお妙さん。2人目は九兵衛さん。
この2人は柳生篇のこともあり認識アリ。
実は一緒にショッピングもしたことがある。
しかし……忍者さんと美人さんとは話したことないんだけど…ッ!
私、意外と人見知りなんだよ!?
いつも気合いでそれを乗り切ってるタイプなんだよ!?
貴「あ、あの…お妙さん…そちらの方々は…?」
妙「あ、えーっとね、雌豚さんとツッキーよ!」
猿飛「誰が雌豚じゃごらああああ!!!!」
月詠「わっちは月詠じゃ。お主は?」
貴「は、花織Aです」
月詠「…!なるほど、噂の美桜か」
猿飛「私は猿飛あやめよ!!!」
とりあえず…楽しそうな人達ってことでOKかな?
ってか…総悟に見つかったら殺されるような…。
いやいや、今日に限って来るわけないし。
近藤さんが来たらどうしよう…。
どっかで見てるんじゃ…。
だってお妙さんいるし…!!!
いやいや、そんなことは今はいいんだ!!!
貴「や、やっぱこんなに足出てる着物は無理ですッ」
猿飛「なに言ってんの!女は足見せてナンボよ!!」
月詠「似合っておるぞ」
九兵衛「うむ」
妙「うふふ、沖田さんも喜ぶわよ〜?」
貴「ちょっ、今は総悟は関係ありません!!!」
妙「関係あるわよ?」
貴「は?」
妙「今日のお客様は真選組も予約してあるみたいだから」
この後私の叫び声がキャバクラ中に響いた。
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Rio - とにかく幸せです (2022年9月16日 10時) (レス) @page2 id: 9824f121c1 (このIDを非表示/違反報告)
ミカド(プロフ) - この作品めちゃくちゃ面白いです!!また、更新してくれるのを待ってます!! (2019年3月30日 16時) (レス) id: f327cce89d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミルキー | 作成日時:2018年4月3日 21時