ゆずりんがジャニーズ事務所に入るまで。 ページ47
貴方side
小学5年生の夏頃。
「Aちゃんって子、
可愛いからってクラスの××ちゃんに
目つけられてるらしいよ」
「かわいそー、あの子に目つけられたら終わりだもんね」
「そうそう、それで保健室登校になっちゃったって」
「可哀想。え、じゃあ今も保健室いるってこと？」
保健室にいたら廊下から聞こえてくる声。
『可哀想』と思うなら助けて欲しい。
大きい声で話さないでほしい。
「Aちゃん、気にしなくていいからね」
貴「はい…」
「先生はAちゃんの味方だから」
貴「ありがとう、先生」
私が普通に学校に行くことができなくなったのは
小学5年生の夏頃。
4年生まではクラスや周りの友達に恵まれていて
それなりに楽しかった。
やりたいことはやらせるスタンスの家庭で育った私は
自然と興味を持った歌、ダンス、ピアノなど
習い事は充実していけれど、
この頃、学校は全く充実していなかった。
私の小学校の居場所は保健室だけ。
担任の先生はイジメは見て見ぬふり。
私に寄り添ってくれるのは保健室の先生と
毎日のように保健室に来る講師の男性の先生だった。
先生は大人になってからならわかるけれど、
私のことを心配して来てくれていたのだろう。
クラスも違ければ関わったこともないのに
先生は律儀に毎日来てくれた。
「Aちゃん、今日やるプリント持ってきたよー」
貴「先生！」
「ふふ、いつもの先生が来てくれたわね」
私が心を許せるのは保健室の先生と講師の先生だけで、
他に頼れる人は家族くらいしかいなかった。
ちなみに私の初恋はこの先生だった。
まぁ小学生の恋なんてこういうものだよね。
我ながら、ませていたと思うけど笑。
嫌がらせを受けるようになってから
心が潰れそうになって駆け込んだ保健室。
クラスで所謂カースト上位である女子グループに言われた。
「ちょっと可愛いからって調子のんなよ」
「××ちゃんの好きな人とったー！！！」
「いい子ぶっちゃってきもいんだけど」
こうなった原因は
そのグループのリーダー的存在の××ちゃんが
好きだった男の子が私に好意を持っているのを
知られたからだ。
小学生でも、女の嫉妬は怖いらしい。
私自身もこの頃から自分の顔が悪くは無いことに
気が付き始めた。
でもまるで他人事のような感覚だった。
�□�←［バク転］1億3000万人のSHOWチャンネル(2021/1/16放送)
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美紀(プロフ) - 移行おめでとうですコロナと気温差がすごいので体調に気をつけましょう (2023年3月15日 22時) (
レス) id: fa15550fa1 (このIDを非表示/違反報告)
ミルキー(プロフ) - 雅さん» 雅さんコメントありがとうございます(^^)楽しみなんて嬉しすぎます😭これからもお暇な時にぜひ読んでくださると嬉しいです☺️ (2023年2月5日 14時) (レス) id: 004c6607a2 (このIDを非表示/違反報告)
ミルキー(プロフ) - うさぎさん» いえいえ！上手く書けなくて申し訳ないです💦 (2023年2月5日 14時) (レス) id: 004c6607a2 (このIDを非表示/違反報告)
雅(プロフ) - これからも、楽しみに読ませてもらいます！ (2023年2月5日 9時) (レス) @page50 id: 7007161c36 (このIDを非表示/違反報告)
うさぎ - 読んでいてとても面白かったです！書いていただいてありがとうございます！ (2023年2月4日 20時) (レス) @page47 id: ec467c774c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミルキー
| 作成日時：2023年1月3日 21時
