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貴「今日ドラマの撮影の時に、
俳優さんに言われた……
『すぐにダンスも歌も演技もできて
ピアノも弾けて天才だね。すごい才能だね』って」
目黒「え…」
貴「私、……」
目黒「うん」
貴「番組収録中とかに言われても何とも思わないし、
その人は褒め言葉で言ってくれたんだけど」
目黒「うん」
貴「努力を才能っていう言葉で否定された気がして、
なんか、全部、嫌になって…、」
「ごめん、変なこと言って」って
無理やり笑ったAを見たら、
見ているこっちが苦しくなった。
なんとか元気づけたくて、
ほんの少しでも力になりたくて
Aを抱き寄せた。
Aと親しくなるとわかる。
Aの歌やダンスは全部努力だってこと。
努力しすぎなんじゃないかって心配になるくらい。
誰よりも時間をかけて、上手く時間を作って
でも誰にも自慢なんかしない。
目黒「少なくとも俺も他のメンバーも
そんなこと思ってない」
貴「…うん、ありがと、う」
目黒「思ってること全部言ってよ、聞きたい」
その後少しずつ自分の気持ちを話してくれた。
いつも仕事や後輩の前では、大人っぽく振舞ってるけど、
本当は1人で抱え込んじゃう普通の女の子なんだよな。
それに、俺に話してくれたのが純粋に嬉しかった。
貴「めめ、落ち込んだらご飯行くんだよね？」
目黒「そうだね」
貴「じゃあ、ご飯行きたい」
目黒「いいよ。何食べる？」
貴「油すごいやつ。唐揚げとかとんかつとか」
目黒「ははっ笑、いいじゃん。食べよ」
これが俺がAのことを守りたいと思った日。
苦しんでる時があることを知った日。
.
.
そんな俺だけど、俺もAに頼ったことがある。
仕事が上手くいかなくて自分自身にイライラした時。
なんとなくAの声が聞きたくて
『今から電話していい？』とメッセージを送る。
そしたらすぐに電話がかかってきた。
LINEの返信ではなく、
まさかの直接電話に慌てて通話ボタンを押す。
目黒「もしもし、お疲れ様」
貴『お疲れ様。仕事終わり？』
目黒「そう」
貴『なんかあった？』
Aの優しい声にどこかホッとした自分がいて
泣きそうになった。
よかった、電話で。
目黒「最近色々上手くいかなくて」
貴『じゃあご飯いかない？』
目黒「え？」
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ミルキー(プロフ) - Aさん» Aさんコメントありがとうございます😭😭まさか何回も読んでくださるとは嬉しすぎてにやけました(( BBJ密かに続き作ってますので気長に待ってくださったら嬉しいです☺️これからもよかったらご覧になってください(^^) (2023年1月6日 23時) (
レス) id: 004c6607a2 (このIDを非表示/違反報告)
A(プロフ) - 本編もおまけもすごく好きです🥲 BBJのお話個人的に好きで続きでるまでにもう何回も読んでます...！ (2023年1月5日 17時) (レス) id: 33b69cdad4 (このIDを非表示/違反報告)
ミルキー(プロフ) - 美紀さん» おまけは感想欄を開けるつもりはありません。ご理解頂けると幸いです。 (2022年12月21日 19時) (レス) @page40 id: 004c6607a2 (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - 作者さんこの小説のおまけの方感想欄がないです (2022年12月21日 18時) (レス) @page41 id: 3abf21e40c (このIDを非表示/違反報告)
ミルキー(プロフ) - NAAMiさん» NAAMiさんコメントありがとうございます。そういう風に感じていただけたならすごく嬉しいです😭💕︎💕︎ありがとうございます！ (2022年12月12日 23時) (レス) id: 004c6607a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミルキー
| 作成日時：2022年11月29日 16時
