×阿部亮平〔2人だけの秘密だよ〕 ページ5
阿部side
ある日の遠征の夜。
2人部屋はAと一緒で
久しぶりに2人きりでゆっくり話すことができた。
途中からふっかとか佐久間、康二が来てゲームしてたけど。
ゲームをしているうちに、
Aはいつの間にか行儀よく毛布を被って寝てしまった。
佐久間「およ、A寝ちゃったね」
深澤「じゃあ俺らも戻るかー」
向井「阿部ちゃん、変なことしたらあかんよ」
阿部「するわけないでしょ」
深澤「そーそー、佐久間じゃあるまいし」
佐久間「それなら深澤じゃあるまいし、だろ」
阿部「はいはい、早く戻って」
3人を追い出して、戻ると異変に気づいた。
Aが肩から呼吸をしているように感じた。
貴「はぁ、……っ、」
阿部「A！？」
慌ててAの顔を覗き込む。
苦しそう、
嫌な夢でも見てるのか、何かを思い出しているのか
とりあえず起こした方が良い。
Aの肩を揺らすとゆっくり目をあけた。
貴「あ、れ……亮平、くん」
阿部「大丈夫？苦しそうだったから」
貴「……嫌なこと、思い出したかも」
阿部「そっか、水飲む？」
貴「ちょ、待って、」
久しぶりに見た。震えてるA。
「嫌なこと」
つまり母親を亡くした時の事ってことだ。
当時のSnowMan6人なら全員わかる。
問題は母親を亡くすだけでも辛すぎるのに、
その後に報道がおしかけたことだった。
Aにとってはそっちの方が精神を削られた。
そんなことされたら誰だってトラウマ級だ。
俺は、少しでも安心してほしくて
優しくAのことを抱きしめる。
阿部「大丈夫だよ、大丈夫。もうあの時じゃないよ」
貴「う……ん、ありがと、う」
阿部「昔のこと思い出した？」
貴「うん、なんで、だろ……
ここ数年思い出したこと、なかったのに、」
阿部「そういう時もあるよ。落ち着いたら水飲もっか」
貴「飲む、ありがとう」
少し時間が経ったら落ち着いて顔色も戻ってきた。
よかったと心からホッとする。
貴「疲れてるのにごめんね、亮平くん」
阿部「いいんだよ、むしろ1人じゃなくてよかったよ」
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ミルキー(プロフ) - ゆさずわさん» ゆさずわさんコメントありがとうございます😭これからもゆるゆる更新ですがよろしくお願いします☺️ (4月4日 22時) (
レス) id: 004c6607a2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆさずわ - いつも更新楽しみにしています！ (4月4日 7時) (レス) @page49 id: d423b770c1 (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - 移行おめでとうですコロナとか温度差で体調に気をつけましょう (2月26日 21時) (レス) id: fa15550fa1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミルキー
| 作成日時：2024年2月26日 20時
