×向井康二〔こじゆずのJr.時代〕 ページ36
向井side
俺がAと初めて会ったのは、
Aが関西にお仕事で来た時。
この時既にAは高校生で、
世間的にも知らない人はいないくらいの
知名度と人気を獲得し始めていた。
そんな女の子に会えるなんて浮き足立つJr.は死ぬほどいる。
「え！きたきた！！！」
「うわ、やば、えぐいやん」
「うわ、めちゃめちゃ可愛いんやけど、生のAちゃん」
確かにこの時からAは死ぬほど可愛かった。
一気にザワついた様子にAは驚いたみたいで
女性マネージャーさんの後ろに引っ込んだ。
ﾏﾈ「あはは笑。珍しい、A緊張してるんだ」
貴「なんでこんなに注目集まってるんですか……！！
無理！帰りたい」
ﾏﾈ「明日撮影なんだから関西の事務所見学しておきなよ」
貴「……さっくん連れてこればよかった」
ﾏﾈ「佐久間は今日仕事でーす。ほら、離れて。
私ちょっとスタッフさんと話してくるから」
貴「……はーい」
渋々マネージャーさんから離れたAは
慌ててぺこりとお辞儀をした。
……あかん、
これ沼ってやつやわ。
仕草一つ一つ可愛すぎるっていうか、
もうこんな子初めて見たってくらい。
もともとの自分の異性の好みなんて
どうでも良くなるのというのは正にこの事。
その時、俺と目が合ってAは目をパチパチした。
俺、挨拶するチャンスよな？
そう思ったら考えるより先に身体が動く。
向井「名前……」
貴「え、」
向井「俺、向井康二。君はAちゃん、よな？」
貴「あ、えっと、はい。楪…、Aです。
向井くんのこと知ってました、よろしくお願いします」
向井「え、俺の事知っとるの？」
貴「関西ですごい人って有名です」
向井「そうなん！？いやいや！でもそれ言ったら
Aちゃんの方が有名人やで！？」
貴「いえ、それは気のせいです」
向井「気のせいなわけないやろ！！笑」
クスクス笑うAは可愛くて、
年下なのに妙に大人っぽくて、でも親近感というか
安心感みたいな不思議なオーラがあった。
なにより俺の事を知っていてくれたのが嬉しかった。
今思えばこの時に声をかけた俺めっちゃ偉いと思う。
これがなければAと話す機会なんてなかったと思うし。
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まい - おかえりなさいませ！作者様…！！ずっとお待ち申しておりました！！これからもお身体に気をつけて応援しております！ (3月25日 22時) (
レス) @page45 id: 2685c76c40 (このIDを非表示/違反報告)
ミルキー(プロフ) - あたりんさん» あたりんさん返信遅くなってすみません！コメントと応援メッセージありがとうございます🥺 (2月19日 21時) (レス) id: 004c6607a2 (このIDを非表示/違反報告)
ミルキー(プロフ) - 麗さん» 麗さん返信遅くなってすみません！ありがとうございます🥺本当に嬉しすぎて😭😭これからも読んでくれたら嬉しいです🥰 (2月19日 21時) (レス) @page45 id: 004c6607a2 (このIDを非表示/違反報告)
あたりん(プロフ) - 試験頑張ってください！ゆっくり待ってます！ (2月4日 2時) (レス) @page44 id: 8619ea3777 (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - ミルキーさんのお話し本当に楽しくてだいすきです！楽しく生きるためによく読んでいます。ありがとうございます？ (12月16日 0時) (レス) id: f4f0b2afb3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミルキー
| 作成日時：2023年7月2日 22時
