貴方は二人。 ページ9
なんだろう。藍華、二人いる気がする。
夢で出会った落ち着いている藍華と、
何回も見ている狂っている藍華。
二人いる気がしてきた。
藍華「貴方の周りの虫ども消す作業の準備♪」
「いや怖いことすんなり言うなよ」
藍華「私には当たり前だから♪」
「テンション高くね」
藍華「貴方に会えたんだもの。嬉しいよ」
「そりゃ嬉しいですな」
藍華「やだ、照れちゃう♪」
「照れてなくね」
藍華「そこは言わないお約束！」
「へいへい」
22:30 異変
「ん〜暇だな〜」
藍華「Aちゃん。聞いて」
「お、落ち着いてる藍華だ」
藍華「なんだ、気づいてたのね」
「そりゃあからさまに違うからね」
藍華「まあ、説明するね」
藍華は二重人格。
今の藍華は22:30〜23:00までしか居ない
今の藍華しか
私が力を取り込んだのを知らない。
私の力は『光を操り、生み出す』能力
意識すれば簡単に使えるらしい。
今は皆が私を助けに向かっているらしい。
藍華「こんな感じね」
「私、光操れんのか！」
藍華「そうだよ！すごいよね」
「お〜実感沸かねえな」
藍華「意識してごらん。手に光を作るイメージ」
「ん。やってみよう！…」
ﾎﾟﾝｯ
「わっ！すごーい！できた！」
藍華「ね、出来るでしょ」
「へ〜やばいな」
藍華「そうそう。私は表、本当の人格だよ」
「じゃ、あっちが裏の、嘘の人格と」
藍華「うん。実はあいつ、光に弱いの」
「え！そうなの？」
藍華「うん。だからここに光はないでしょ」
「確かに…言われてみれば」ｸﾙｸﾙ
辺りを見渡すと街頭の１つもない。
真っ暗闇。目が慣れたから見えてるだけ。
藍華「さて、雑談し過ぎたかな？」
「んー？あ、もうこんな時間」
22:58
藍華「最後に１つ、伝えるよ」
「ん？なに？」
藍華「あいつだけは、消して。お願い」
「うん。消すよ。消して貴方を取り戻す」
藍華「ありがとう。バイバイ、Aちゃん」
「またね、藍華。待っててね」
23:00
藍華「…終わった、のか」
「ん？何が？」
藍華「あーなんでもないよっ♪」
藍華(知らないみたい…ならいいよね？)
(知らないフリ。この方が良いよね)
「皆…来てるのか、な」ﾎﾞｿｯ
皆が来てくれてる。嬉しいけど、来ちゃダメ。
彼女は影を生み出して、攻撃する(表藍華情報)
特定の奴は夢で攻撃するらしい。
そのまま殺されてしまってはダメだ。
お願い、来ないで。
悲しい思いは、届かなかった
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緋歌梨(プロフ) - ページ21の絶交の漢字の間違いはわざとですか？わざとだったらすみません… (2020年10月5日 17時) (
レス) id: ef32365840 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずれもん(プロフ) - そう言って頂けて嬉しいです！これからも頑張ります！ (2018年10月11日 20時) (レス) id: 304825c5c2 (このIDを非表示/違反報告)
Leaf(プロフ) - いつもドキドキしながら読んでます！これからも頑張ってください！！ (2018年10月11日 17時) (レス) id: b8ce9cd4fa (このIDを非表示/違反報告)
Leaf(プロフ) - 何でこんなに低評価なん？めっちゃ面白いのに！ (2018年10月11日 17時) (レス) id: b8ce9cd4fa (このIDを非表示/違反報告)
ゆずれもん(プロフ) - すいません！直しておきました。ありがとうございました！ (2018年10月5日 10時) (レス) id: 304825c5c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆずれもん | 作成日時：2018年10月5日 8時
