ミルクって霊感あんのかな ★ ページ40
シルクside
マ「ミルクって霊感あんのかな」
シ「急にどした」
マ「いや、シルクあるしあんのかなと」
ン「確かに気になるところだね」
シ「幽霊みえるのかは知らないけど」
マ「他には知ってんのか」
シ「小さい頃は俺の見えてないものが見えてた」
ン「え、怖いんだけど」
マ「今はどうなんだ？」
シ「なんも言ってくんねえから知らね」
ン「てか、幽霊じゃないの」
シ「んー。幽霊とはなんか違うらしいぞ」
マ「なんじゃそりゃ」
幼い頃は、まだ俺に霊感は無かった。
ミルクは俺が見えないものをいつも見てた。
よく外で遊ぶミルクはいつも
「あの山で男の子と遊んだ！！」
とか
「あそこの川の女の子とあそぶんだ〜」
とか。
そんなことばかり口にしていた。
遊びに行くのに着いていくこともあった。
でも、ミルクは「見えない誰か」と遊んでる。
俺は着いていけなくて、いつも先に帰っていた。
そんなある日。
ｶﾞﾁｬ
シ「あ、ミルクおかえり！」
「………………………」
シ「ん？ミルク…！？」
「……………………？」
シ「お、お前…なんで…！」
「…………兄さん」
シ「お前、せ、背中に…」
シ「羽が…！！！」
そのとき、ミルクには綺麗な白い羽があった。
半透明で、でもはっきり俺には見えた。
泣いてるミルクに、羽が。
「……ごめんね」
ｶﾞﾁｬ
呆然と立ち尽くす俺を見て、どこかへ行った。
そのとき、家にいたのは俺だけ。
兄貴は学校、親は仕事だった。
俺は授業参観の振り替え休日。
数時間後帰ってきたミルク。
しかし、何も覚えてはいなかった。
何を聞いても
「何言ってるの兄さん？」
としか言わない。
皆が夢と言うけど、俺ははっきり見たんだ。
記憶に鮮明に残ってる。
シ「てことがあってさ」
マ「ミルクに羽だぁ？」
ン「ほんとだったら大変だよ！」
マ「そうだな」
シ「信じてくれよ、本当だからな」
ン「んーーー。信じとくよ」
シ「へ？」
マ「お前がそんな必死なんだ。信じる」
シ「お前ら………！」
ｶﾞﾁｬ
「やっほー！遊びに来たぜ★」
皆「！？…ミルク！」
「何そんなビビってんの〜？」( *´艸｀)ｸｽｸｽ
マ「お前なぁ！来るときは連絡しろよ！」
「え〜いいじゃんべっつに〜！」
ン「もう〜！死んじゃうかと思った！」
シ「ダホはビビりやすいからなw」
「脅かすと面白いもんねぇ」
ン「ひどい！！」
あのことは、ミルクには言わないでおこう。
皆が皆、暗黙の了解だった。
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スガリオ♪(プロフ) - 滑舌のヤツ腹筋割れそうW W (2019年2月1日 0時) (
レス) id: efb573d830 (このIDを非表示/違反報告)
Leaf(プロフ) - テレカクシ思春期だあああああああああ！！！最高！！しるくみるくにぴったりだあああ (2018年10月8日 23時) (レス) id: b8ce9cd4fa (このIDを非表示/違反報告)
ゆずれもん(プロフ) - テレカクシ思春期 です！ちなみにハニーワークスさんの曲です (2018年10月8日 14時) (レス) id: 304825c5c2 (このIDを非表示/違反報告)
リンリン - (俺と妹と記憶｡)この曲って何て言うんですか？ (2018年10月8日 8時) (レス) id: 7e9327aa9e (このIDを非表示/違反報告)
浅利(プロフ) - おっｗｗｗおシルクお兄さんｗｗｗふあｗｗうっｗｗくｗｗふｗｗわｗｗ笑いがｗｗ！ (2018年9月25日 23時) (レス) id: 1567af8377 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆずれもん | 作成日時：2018年9月3日 22時
