16話 ページ17
Aside
夕日が落ちかけている中、
2人で歩く。
春と夏の間ぐらいだけど、
日が沈むのはまだ少し早い。
「おい。いままで1人で帰ってたんか」
私の方なんか見ず、
ぶっきらぼうにそれだけ言う。
心配してくれてるのかな。
『大学帰りは蓮とよく帰って_____』
「は？男か？」
いや、最後までしゃべらせてよ。
てか顔怖いからやめて、
ヴィラン顔してるよ貴方。
『え、うん、
同じ学部の子なんだ』
「フーン。どんな奴だ」
どんなやつって言われても、、、
〜蓮「付き合ってほしい。」〜
今日言われた言葉が
脳裏によぎる。
今までは友達と思って仲良くしてたけど、
あっちは違ったみたい。
「、、、お前、そいつのこと
好きなんか。」
『いや、そんなんじゃないよ！』
だけど、、、、
告白されたって勝己に言ったら、
どうでもいいとか言われちゃうかな。
だって、勝己は別に
私のことが好きで結婚してるわけじゃないから。
「、、まあ言いたくないならいいわ。」
黙る私を見て諦めたのか、
ズンズンと歩き出す勝己。
言いたくないとかではない。
でもここで言わなかったら、
これからずっと距離ができちゃうかも、、
そんなのはやだ。
ガサツでも私を待ってくれたし、
何気に心配もしてくれてる。
私も、一歩踏み出したい。
『あ、あのさ、、！』
「、、、ん」
これから一緒なのだから、
一緒に悩んで考えていきたい。
『実は、今日その人に告白されたの』
言った途端彼の目は見開かれ、
赤い瞳が揺れ動いていた。
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keykey(プロフ) - カフェのサブちゃさん» わかりみが深すぎるるるるる！ (4月24日 5時) (
レス) id: 0ea8bb613f (このIDを非表示/違反報告)
keykey(プロフ) - カフェのサブちゃさん» やったぁぁぁぁぁ！！ありがとうございます！！ (4月24日 5時) (レス) id: 0ea8bb613f (このIDを非表示/違反報告)
カフェのサブちゃ - かっちゃんかわいいよおおおお！！！ (4月23日 21時) (レス) @page4 id: 1d65ba7826 (このIDを非表示/違反報告)
カフェのサブちゃ - かっちゃん作品は大体神だけどこれはとくに神 (4月23日 21時) (レス) @page1 id: 1d65ba7826 (このIDを非表示/違反報告)
keykey(プロフ) - カフェオレさんさん» コメントありがとうございます！！投稿が遅れて大変申し訳ございません😭心に残る小説になるよう頑張らせていただきます！ (12月30日 19時) (レス) id: 0ea8bb613f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：keykey | 作成日時：2023年4月30日 17時
