10話 ページ11
Aside
トントントン、、、、
寝ぼけている私の耳に木の柔らかい
音が聞こえてくる。
お母さんが朝ごはん作ってるのか。
じゃあまだ寝てられる、、、、
『ってお母さんいないんだった！！！！』
がばっと起きて必死に頭を回すけど、
やっぱり洗い物をしている音も聞こえてくる。
え、じゃあ、、、
起きたばっかりで力が入らない足を
無理やり動かしてリビングへと向かう。
『、、、、へ』
「起きんのおっせェよ。」
あの家庭的なイメージが皆無、
なんならマイナスな勝己が、、、、
エプロンを着ているだとぉぉぉぉぉ？！？！？！
『え、あの、なにしてるんですか？』
「朝飯つくってるにきまってんだろ！！」
朝から大声やめてください、、、
頭に響くよ、、、
え、なんかすごい意外。
てっきり、
コンビニのご飯とかで済ませてるのかと
「今できたからとっとと食え」
『え、私の分もあるの？』
「あたりめェだろ！！
俺はそんな性格ひん曲がってるように
見えるか？？？あ"ぁん？！？！」
はい。見えました。
だけどこの言葉はぐっと飲み込んだ。
このマンションごと爆破されそうなので
『ありがたいです、、、
いっただっきまーす！！』
ホクホクと湯気が出てるご飯と、
美味しそうな焼き魚とおかずたち。
旅館の朝食みたい、、！！！
『、、、、うまぁぁぁぁ！！』
一口食べただけでも美味しいのがわかった。
この人やっぱり天才だ！！！！
「あたりめーだっつーの。」
あ、その笑顔。初めてみた
優しくて、綺麗な笑顔。
なんだ、可愛いところあるじゃん。
『今の顔いいよ！！！
それでヒーロー活動してたらモテるのに』
「あ？？うるせぇこっち見んな！！！」
はぁ、、まーた戻っちゃったよこの人。
顔はいいんだから黙ってればいいのに。
「、、、、、だろ」
『？？』
なんか言ってるみたいだけど聞こえなかった。
まあ聞かなくていいこともあるか。
私はまた一口、ご飯を食べた。
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keykey(プロフ) - カフェのサブちゃさん» わかりみが深すぎるるるるる！ (4月24日 5時) (
レス) id: 0ea8bb613f (このIDを非表示/違反報告)
keykey(プロフ) - カフェのサブちゃさん» やったぁぁぁぁぁ！！ありがとうございます！！ (4月24日 5時) (レス) id: 0ea8bb613f (このIDを非表示/違反報告)
カフェのサブちゃ - かっちゃんかわいいよおおおお！！！ (4月23日 21時) (レス) @page4 id: 1d65ba7826 (このIDを非表示/違反報告)
カフェのサブちゃ - かっちゃん作品は大体神だけどこれはとくに神 (4月23日 21時) (レス) @page1 id: 1d65ba7826 (このIDを非表示/違反報告)
keykey(プロフ) - カフェオレさんさん» コメントありがとうございます！！投稿が遅れて大変申し訳ございません😭心に残る小説になるよう頑張らせていただきます！ (12月30日 19時) (レス) id: 0ea8bb613f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：keykey | 作成日時：2023年4月30日 17時
