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｢でもそのときまで待っててはジェヒョンくんに悪いか。
わたしのわがままなわけだし。ほかにすきなひとができたら言ってね｣
｢そしたら、悲しいけれど…諦めるから｣
諦める、そう口にしてはみたけれどそのときは本当に諦められるかな？
いつの間にか欲張りになっていたことに気づく。
下を向いて自分のつま先を眺めているともうひと組の靴がわたしの視界に入ってくるのと同時に両手を包み込まれて驚いたわたしは顔を上げた。
jh ｢うーん。その心配は要らないかも。でも早めにこっちきて。少しでも早くAの口からすきって言葉も聞きたいし、ひとり占めしたい｣
繋いだ手がぎゅっと強くなるにつれてがんばってねって背中を押されてるような気分になる。
｢うん！わたしは外部生だから難しいかもしれないけど、でもなんとなくだけど今回はいい結果になるような気がするの｣
｢あ。わたしこれから図書館行かないと！｣
急いで来てもらったのは申し訳ないけれど、これからまた準備で忙しくなって、今日もすぐお別れしないといけない。
でも何かに追われて忙しいの、嫌だったはずなのにすっごくわくわくしてる、いま。
掴んでいた手を離して背を向けようとしたのに
jh ｢あ、まって｣
引き止めたジェヒョンくんが近づいてきて、この間切ったばかりの前髪に触れる。
さっき急いで来たからそのときに崩れちゃったのを直してくれているのかなって油断していた隙にキスを落とされた。
突然また仕掛けられて、うわあって固まってしまう。
jh ｢これは付き合ってないからだめ？｣
そう微笑むジェヒョンくんは、わたしの答え、わかってるくせにずるい。
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みる(プロフ) - 優。さん» 嬉しいお言葉ありがとうございます(；；) そうなんです、主人公ちゃん頑張り屋さんなんです〜引き続きふたりの関係を見守っていただけたら嬉しいです！優。さんも 気温や環境が変わる季節ですのでどうかご自愛ください🌼 (3月30日 13時) (
レス) id: 9ed0e28f75 (このIDを非表示/違反報告)
優。(プロフ) - 1000番目のお気に入り登録をゲットしました…！！みるさんの書くジェヒョンかっこよすぎますし、主人公が頑張り屋さんで素敵です。これからの2人の関係と主人公のコンプレックスがどうなるのかすごく楽しみです。季節の変わり目ですので、お身体にお気をつけてください (3月30日 10時) (レス) id: 6fd716d240 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みる | 作成日時：2024年3月13日 22時
