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ここの大学は花火に力を入れていて豪華なんだって聞いてたから楽しみにしてたのに、時間の都合で高校生のときは
見れなくてちょっと落ち込んだ。
ジェヒョンくんはわたしでも忘れているような小さなことでもよく覚えていて、やっぱりほんとにわたしのことすきなのかなって気づかされる。
教えてもらったとおりに、しっかりと花火まで楽しんだわたしたちが家に戻ってくるころにはもうすっかり暗くなっていて、ご飯食べてお風呂に入って、と色々したらあっという間に寝る時間に。
布団に横になっているときも楽しかったなあってジェミンは何度も繰り返していてかわいい。
｢やっぱりあそこに通いたいなって想いは強くなった？｣
jm ｢うん！すっごく。お姉ちゃんありがとう｣
わたしも構内に入って歩いていくとどうしてこの大学に行きたかったんだっけって昔のことも色々思い出した。
高校生になってはじめて 女の子の友達と寄り道でコスメ見に行ったときに空間ごときらきらしていて魔法にかかったような気分になった。そこから化粧品の開発してみたいな、わたしも誰かをこんな気持ちにできたらって思い始めて。いまわたしが通っている大学よりも大きくて、教授も多いし、就職実績を見ても違いは明らか。
周りから薦められたのもあったけれどそれがいちばん大きな志望理由だったかも。
でもはじめてしっかりとした将来のビジョンができたのに、自分に期待することをやめたあの日から、とりあえず就職できればそれでいいやって諦めて、いつの間にか忘れていた。
だから夢を持って努力しているジェミンは輝いてみえて、羨ましい。
jm 「そういえばさ、友達と学園祭来たことあるっていってたけど男のひとだったんだね。勝手に女の子だと思ってた」
「うん」
jm 「一緒に勉強してた友達って、それも？」
そうだよって頷けば
jm「それなのにどうして今日ぎこちなかったの〜？」
「ぎこちなかった？」
jm「うん。なんか、いつものお姉ちゃんじゃなかったよ」
「そう？気のせいじゃないかな？｣
｢あ、ほらもう寝なよ〜明日早くの電車で帰るんでしょ？」
お腹のあたりにあったタオルケットを肩までかけてあげたのにばさっと胸下まで下ろして
jm「眠くないも〜ん」
ふわふわ話すジェミンは不思議ちゃんのように見えて意外と目敏い。たまにどきっとさせられる。
jm「お姉ちゃんってジェヒョンさんのことすきなの？」
「えっと……」
jm「図星？」
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みる(プロフ) - 優。さん» 嬉しいお言葉ありがとうございます(；；) そうなんです、主人公ちゃん頑張り屋さんなんです〜引き続きふたりの関係を見守っていただけたら嬉しいです！優。さんも 気温や環境が変わる季節ですのでどうかご自愛ください🌼 (3月30日 13時) (
レス) id: 9ed0e28f75 (このIDを非表示/違反報告)
優。(プロフ) - 1000番目のお気に入り登録をゲットしました…！！みるさんの書くジェヒョンかっこよすぎますし、主人公が頑張り屋さんで素敵です。これからの2人の関係と主人公のコンプレックスがどうなるのかすごく楽しみです。季節の変わり目ですので、お身体にお気をつけてください (3月30日 10時) (レス) id: 6fd716d240 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みる | 作成日時：2024年3月13日 22時
